2014 年 4 月 9 日 に Windows XP のサポートが終了します

   2014/05/01   icon-clock-o読了時間:約15分38秒

Windows XP のMicrosoftサポート終了期日がいよいよ目前に差し迫ってきました。
さくさく動くし使いやすいしで長らくお世話になったXPともついにお別れです。
私のお仕事用PCもしばらく前にWindows 7 になりました。
ああずっとXPで居たかった・・・(T-T )

しかしサポートが終了すれば様々な問題が発生するため、
XP にすがり付いてそのままで居る訳にもいきません。
多少のプログラムエラーなら自分で直すし、
ウイルスが来ても囲い込んで隔離できるから別に大丈夫!という方なら
XPのままでも何とかなるかもしれませんが、そんな方は極々一部だと思われます。
という訳で、このサポートが終了すると何が問題なのか、
そして新しいWindows OSを入れるにはどうすれば良いのかなどをご説明いたします。

サポートが終了すると何が困るのか

Microsoft公式のサポートが終了する、という事は大雑把に言えば
サポート終了日から後に発生した問題について何もしてくれない ということです。

Windows OS(オペレーティングシステム、PCを動作させている基本のシステムソフトウェア)は
通常であれば使っている間にどんどん新しい状態に更新(アップデート)されています。
基本的にはその都度、自動更新が行われますが
『Windows update』というメニューから手動で更新することもできますね。
なぜこれが必要かというと、製作された当時は最新でありベストの状態であっても、
実際使っている内に今まで気づかなかったバグが発見されたり、
年月とともにOSを取り巻く環境が変わっていくためです。

困ったバグが見つかり、今までは存在しなかったプログラムが作られ、
最新の技術を搭載した部品や動作環境になり、新しいコンピュータウイルスが増えていくのに
それらを無視したままでは様々な問題が発生し、最悪の場合には動作そのものが危うくなります。
これはOSだけでは無く色々なソフトウェアでも同じことが言えますね。
最近で言えば税務会計などのソフトウェアは消費税の変更に伴って
新しいものに買い換えるか、プログラムを組み直す必要が出てきています。
このように変わっていく環境や条件に対してソフトウェアを進化させていくというのはとても大切なことです。

そのためOSの更新内容として
・セキュリティの脆弱性に対する対策
・バグ(エラー)の修正
・新しい技術に対応したプログラムの追加 などが存在します。

サポート終了により上記のような更新が行われなくなれば
Windows XP が入っているPCはウイルスに感染しやすく、動作不具合を起こしやすく、
しかも新しいソフトやプログラムには対応できないPC ということになってしまいます。
特にコンピューターウイルスをバラまく悪い人からすれば、サポート終了後のXPは
塀のあちこちがほころび、ドアの鍵も壊れかけ、
しかもそのことを誰もが知っている「泥棒さんいらっしゃいませ」状態です。
そんな恐ろしい状態になる前に、OSを新しいものに入れ替えるか、
新しいOSが入ったPCへの買い替えをご検討ください。

どうしても Windows XP が入った PC が必要な場合

本来ならばそんな問題を抱えた状態でお使いいただくことは決しておすすめできないのですが
何が何でも XP でなければならない、という事情がお有りのこともあると思います。
工業機械の動作プログラムや、専門の業務ソフトがXPを基準に開発されている場合には
XP以外のWindowsでは動作できないことがあります。
新たに Windows 7 や Windows 8 に対応させるとなると開発費や設備費も馬鹿になりません。

一時しのぎでも良いから今はXPのままで居たいという方は、
とりあえずインターネットには決して接続せず、
外部ファイル(USBメモリやディスク経由のデータなど)を一切入れず、
他のPCとの接続もしないで使うしかありません。
こうすれば少なくともウイルス感染のリスクはかなり下がりますが、
ネットに繋げないとなるとメールもできないしとても不便ですね。

一応の補助対策も

すぐにはパソコンや OS を買い換えられない事もあるのに
4 月 9 日から後はスッパリと切り捨てるなんてあんまりだ、という方のために
各種ウイルスセキュリティソフトでは各々が出来る限りのサポートを行ってくれます。
しかしそのサポートの内容は
・新しいウイルスの情報を元に、感染後に検知して駆除する
・再起動の度に出来る限りのスキャンと削除を行ってクリーンな状態を保つ
・動作させるプログラムを限定させて感染の確率を下げる  など
かなり綱渡りな対策に限られています。

こうして見ると、サポートが終了したPCに対して
ウイルスをそもそも最初から感染させないというのは
かなり難しい事がお解りいただけると思います。

OSを新しいWindowsにする

それでは残念だけどXPから新しいWindowsに乗り換えよう、という場合。
まずはWindows OSを入手してそれをお使いのPCにインストールする必要があります。

この時にまずご確認いただきたいのは、お使いのPC本体のスペック(機能仕様)が
使いたいWindowsのバージョンに対応しているかどうかです。
かなり古いPCでは、部品の性能が不足しているために
新しいバージョンのWindowsを生かしきれなかったり、そもそもインストールできなかったりします。

OS購入前に確認するべき項目は?

現行で提供されているWindows OSは
Windows Vista
Windows 7
Windows 8
以上の3種類です。

XPからいずれかに乗り換えるわけですが、それぞれ導入するために必要な条件が提示されています。
Windows Vista のシステム要件
Windows 7 のシステム要件
Windows 8 のシステム要件

また、お使いのPCが適合しているかどうかのチェックツールもあります。
Windows 7 Upgrade Advisor

少しずつ内容は違いますが、必要とされる主な部品仕様は以下の通りです。
◆プロセッサ(CPU)の動作周波数・・・PCの動作速度は充分な速度を保てるか
◆メモリの容量・・・一時データの保持や計算をできるだけの容量があるか
◆グラフィックカードの性能・・・表示性能が対応できるか
◆ハードディスク(HDD)の空き容量・・・OSのインストールと動作に必要なだけの空きがあるか

各部品の性能についてはPCの説明書やホームページにも記載がありますし、
本体の内部情報でも確認が可能です。
まずは充分に条件を満たしていることをご確認ください。
もし詳細が不明な場合はお使いのPCのメーカーサポートや
Microsoftサポートにお尋ねいただくと良いかと思います。
※ただし現在は皆さんが同じように乗り換えであたふたしているので
 とんでもなく混雑している可能性があります。
Microsoftサポートへのお問合せ
・個人のお客様
 電話番号: 0120-54-2244
 営業時間: 平日 9:30-12:00、13:00-19:00

・法人のお客様
 電話番号: 0120-41-6755
 営業時間: 平日 9:00-17:30

もしも部品の性能が不足していたら

そうなればいよいよPCそのものをお買い替えいただく必要があります。
以下をご覧いただいて、どのOSにするか決めてから
続いて PCを買い換える の項目を合わせてご覧ください。

どのOSがいいの?

Windows Vistaはサービス開始から既に8年ほど経っている上に、
あまり使い勝手が良くないとの噂です。
私はXP、Vista、7 、8 のいずれも使用したことがありますが
確かにこの中では Vistaがちょっと言うこと聞いてくれないというか
「なんか・・・ダメって訳じゃないんだけど・・・惜しい!」という感じはありました。

更に、現在最新のOSであるWindows 8 は
初期状態でのユーザーインターフェース(利用者にとってのシステム操作感)について
タッチパネル操作を念頭に置いた開発がされており
これもまた使い勝手の評判は芳しくありません。
何事も慣れとは言え、慣れるまでがなかなか大変。
特にお仕事でPCを使っている方にとっては
何日も使い慣れないOSを使い、あれを調べてこれを調べて、
自分の使いやすいように工夫して・・・
なんてことを初っ端から強要されるのは
手間もさることながら物凄くストレスを感じることだと思います。

という訳で、私の使用感から言うと、XPから乗り換えるならWindows 7 をおすすめしたいです。
7はVistaで不評だった点をある程度改善したOSであり、8ほど思い切った変更が無く、
インストールしたその日からそれなりに使えて、しかも慣れるまでそんなに苦労が無いように思います。
もちろんお好みとかご予算で検討していただいて決定していただくのが一番なので
私の個人的なおすすめはご参考までに。

ではいざどのWindowsを使うかを決定したら、次は購入ですね。
一番多いと思われるXPから7への移行を基本としてご説明いたします。

Windows 7を購入してインストールしましょう

まずは電気屋さんやPCショップでWindows 7を購入する

製品版(パッケージ版)は、皆さんが良く見かける
インストール用のディスクや取り扱い説明書などが一式揃った形態で販売されている物です。
家電量販店やPCショップ、アマゾンさんのようなネット通販ショップなど
様々な店舗で販売されているので、ご都合に合わせてご購入ください。
XPからのアップグレード版(PCにXPが入っていることを前提にしたもの)は
新規インストール版よりも基本的に安価です。

この時、オークションなどで個人販売されているものの中には
インストールのためのプロダクトキーなどを不正に販売している場合があります。
不正なキーを使用してインストールしてしまうとMicrosoftのサポートが受けられないばかりか
最悪の場合にはライセンス侵害としてMicrosoftから訴えられるかもしれません。
偽造品や不正利用のリスクをご参考いただいて
オークションなどで入手する場合にもきちんとした製品を購入なさるようにお気をつけください。

お使いのPCの中の大切なデータをバックアップする

インストールの手順を間違えてしまうと、今までPCに保存したデータが
上書きされて消えてしまうことがあります。
念のため、大切なデータは外部メディア(USBメモリ、DVDディスク、外付けHDDなど)に
コピー保存しておきましょう。

いざWindows 7をインストール

購入したWindowsのディスクをDVDドライブに入れると自動的にインストールが始まります。
インストール途中で項目の選択や、同意事項の確認などを行い、
画面メッセージに言われるがままに進んでいけば特に問題なくインストールを行うことができます。
ただ、データ量が多いだけにインストールや再起動に時間がかかりますので
時間に余裕を見て、丸一日かかるくらいの気持ちで臨んでください。
特にお仕事で使っているPCにインストールする場合、
他のPCを代わりに使えるように準備しておくと安心です。

インストールの参考に:
Windows XP から Windows 7 へのアップグレード
Windows 7 アップグレード徹底ガイド
※このMicrosoftの説明ページが一番わかりやすいかと思いますので
インストール作業を始める前に一通り印刷してお手元に置いておくことをおすすめします。

修理業者にPCを預けて全てを任せる

PCのことは良く分からないし、面倒くさいことは嫌だ!という方は
Windows の準備からインストール、データ移行などを丸ごと依頼していただくことも可能です。
弊社のようなPC修理業者のほぼ全てがWindowsのアップブレードを承っています。
特にMicrosoftに正式に認定されている業者であれば
Microsoft Registered Refurbisher というプログラムを利用して
より安価にお客様のPCをWindows 7や8へアップグレードすることが可能です。
こちらのプログラムについての詳細は弊社HP内のMicrosoft Registered Refurbisher プログラムをご覧ください。
アップグレードについてご不明なことや、アップグレードのご依頼についても
お電話やメールで承っておりますのでお気軽にお問合せくださいね。


 

PCを買い換える

PC自体が古いし、これを機会に買い換えよう!という場合。
この場合には普段PCを使う上で何が大切か、
業務上どんな機能が必要かなどを予め検討いただければ大丈夫だと思います。

当ブログの過去記事も合わせてご参考ください。
パソコンの買い替えと修理について
PC液晶の選び方【1】 液晶のサイズ編

今だとWindows 7か8が予めインストールされているPCが多いですね。
中古品もPCショップやオークションで多く販売されているので
ほしい機能やお好みのメーカーで色々と探してみてください。

お買い物の際の価格参考に役立つ定番サイト 価格.com
自作PCから中古PCまで幅広い品揃え ツクモパソコン もご参考に。

職場のPCを一気にまとめて買い替えるような場合には
DELLやLenovoのビジネスモデルを導入される方が多いように思います。
PANASONICのLet’s note シリーズも壊れにくく高機能な大変良いPCですが、それだけに高価なのが迷いどころ。
acerやASUSなどの台湾メーカーのPCはお値段も手ごろな上、
機能的にも充分で頑丈なものがありますし、個人的にはASUSのPCが好きです。
次に自分のノートPCを買うならASUSかなあと思っています。

ご予算に余裕がある場合にはBTOメーカーでお好みの部品を組み合わせたデスクトップPCを作り上げるも良し、
逆に出来る限り出費を抑えたい場合には型落ち機種や中古PCを探してみるも良し。
日々快適にお使いいただけるように、じっくりPCを選んでみてくださいねヾ(*’▽’*)ノ

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