転職会議からの迷惑リンクに対処する 【Googleリンク否認ツールの使い方】

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先日、ブログ記事を無断転載された際の対応についてお話しましたが、
今回は転職会議というサイトから自動で貼られてしまう迷惑なリンクについて
「 このサイトからのリンクはウチのサイトの評価に入れずに無視してください 」 と
Googleさんにお願いする方法についてご説明します。

 目次 

ウェブマスターツールで見つけた怪しいリンク元
『 転職会議 』がどんなサイトか
不自然なリンクを貼られるデメリット
まずは削除のお願いから
Googleさんのリンク否認ツール
  ∟リンク否認ツールとは
  ∟リンク否認ツールの使い方
   ∟まずリンク否認ツールに提出するためのテキストファイルを作る
   ∟いざファイルを提出
   ∟Googleさんから更新のお知らせが来る

ウェブマスターツールで見つけた怪しいリンク元

サイトをスマホ最適化させたりupdatedエラー修正をしてみたりしている中で
Googleさんのウェブマスターツールをよく見ていたのですが、ふと検索トラフィックの中の
『 サイトへのリンク 』を見てみると、やたらリンク元として jobtalk.jp というドメインがあることに気づきました。
調べてみたら株式会社リブセンスという企業が運営している『 転職会議 』というサイトでした。
就職や転職についての記事なんて書いて無いのに、なんでそんなとこに
うちのブログ記事が複数リンクされているんだろう?と不思議に思い
確認しに行ってみると、転職したい方が参考にするための企業情報のページに
企業名に関連する単語が入っているだけのブログ記事がずらーっと並んでいます。

例えばLazarusのアイコンと古代エジプトについての記事へのリンク元は、
アンクという語句が社名に入っている企業さんのページ内の【 ブログまとめ 】というコンテンツです。
『 アンク 』という単語が文章に入っているだけのブログが片っ端から表示されています。
ブログまとめ
こんな感じで、社名に 『 ホリデー 』 という単語が入っている企業さんのページには
Googleのホリデーロゴについて書いた記事が、
『 タッチ 』 と入っている企業さんのページには
パソコンのタッチパッドとタッチパネルについて書いた記事が・・・というように
その企業さんとは全く関係なく何件もこのブログの記事が自動でリンクされています。
転職したくてその会社の情報を探している方にとっても、こんな膨大な情報の中から
目的の企業について書かれた記事を探し出すのは大変、というかほぼ無理じゃないでしょうか。

『 転職会議 』がどんなサイトか

更に調べてみると、どうやらこの『 転職会議 』というサイトがそもそも
『 ジョブセンス 』という求人情報をまとめた自社サイトの
検索順位を押し上げるための踏み台サイトなんじゃないかなと思いました。
『 ジョブセンス 』では求人を出す企業さん、職を求める個人さんに情報を提供して、
実際にその求人に応募した方や就職した方が居る場合に成果報酬を貰うというシステムらしいので
そもそもサイトに来てくれる人が減れば売り上げも大幅ダウンですしね。

ペンギンさんやパンダさん(という名のGoogleさんの検索アルゴリズムのアップデート)の襲来により
『 ジョブセンス 』が自社で行っていたグレーゾーンのSEO対策が真っ黒扱いになり弾かれたことで
検索結果の順位が大幅に下がり、焦った株式会社リブセンスが対策のひとつとして
この『 転職会議 』という企業の情報および口コミを集めたサイトを作ったようです。
『 転職会議 』で企業の詳細情報を閲覧したい場合は、口コミ情報の書き込みや
企業に関するアンケートに答えないといけないので、情報を求める方が
どんどん企業情報の口コミを書いてコンテンツを増やしてくれるという運営側に優しいシステムです。

しかも今回私が気づいたように、社名に関連するブログ記事を抜き出して
自動でリンクさせていくプログラムを使っているので
世の中にブログ記事が増えるにつれこのサイトのコンテンツも増えていくという・・・
なんだか姑息な感じがしますが、こういうのは問題になったりしないのでしょうか。不思議ですね。

不自然なリンクを貼られるデメリット

転職を考える方のお役に立つサイトというのは有益なものだと思います。
もちろん個人的な負の感情やライバル企業の嫌がらせなどで嘘の情報を書かれている恐れがあるので
情報の真偽を慎重に検討する必要はありますが、実際にブラック企業だった場合に
企業見学などの前にそれを知ることが出来るというのは就職や転職を考える方にとって心強いですよね。
後はこの不自然なブログまとめのコンテンツさえなければ・・・と残念に思います。

私どもからすれば、普通に貼ってくださっている他のリンクを確認しづらくなるので大変迷惑です。
しかもうっかりリンクを確認のために辿ると『 転職会議 』のサイトをクリックしたことになって
訪問者としてカウントされ、あちらのサイトの評価が上がったりするので
バックリンクの確認を悪用した姑息なSEO対策にも思えます。
更にこの会社はGoogleさんの罰をもしかしたら現在進行形で受けているかもしれないので
そんなところからリンクされては、つられてこちらのサイトの評価が下がる可能性もあります。

そう考えるとリンクされても何ひとつメリットは無いように思うのですがどうなんでしょう。
あちらのほうが大きな会社さんですし、もしかしたらプラスになることもあるのかなーとも思いますが。
まあもしもこちらにプラスになることがあったとしても、こんな良く分からない
リンクのされ方は私の気分的に嫌なのでお断りしたいところです。

まずは削除のお願いから

まずは問合せメールフォームから削除してもらえないか尋ねてみます。
こんな感じで送ってみました。
こちらのサイト(転職会議)の企業情報ページに、
企業名称に関連する単語を含むブログをまとめている 『 ブログまとめ 』というコンテンツがあります。
複数企業のブログまとめに弊社が運営しているブログのリンクが貼られており、
記載されている企業さんとは何の関係もございませんし、サイト管理上、
リンク元を確認する際にも邪魔ですので大変迷惑に感じております。
つきましては、リンクを削除していただくことは可能かどうか、また何のために
こんな無駄なコンテンツを作っているのか(バックリンクを利用したSEO対策以外の意味があるのか)、
以上2点をご回答くださいませ。
どうぞ宜しくお願いいたします。

すると翌日返信をいただきました。
お世話になっております。
転職会議運営事務局でございます。
お問い合わせいただきました件につきまして、以下に回答いたします。

ご要望のございました記事の削除が完了いたしました。
お手数ではございますが、ご確認をお願いいたします。
削除をご希望の記事に関しましては、記事の右下の「企業と関係ない記事として通報する」を
クリックしていただきますと、削除受付が完了となります。
通報された記事につきましては、こちらで確認後、削除させていただきます。
上記の件につきまして、ご理解いただければ幸いでございます。

また、コンテンツの趣旨につきましては回答いたしかねます。
以上、何卒よろしくお願いいたします。


おお、早速消してくれたんだー良かったーと思って確認しに行ってみたら
転職会議のリンク
普通にまだ出てますけど・・・むしろ複数貼られてるリンク一個も削除されてないんですけど。
一体何を削除したんでしょう。そもそも 『 削除できるかどうか 』 を尋ねただけで
URLも記事の名前も何も送ってないのに『 ご要望のございました記事の
削除が完了いたしました。 』という時点でおかしいですよね。
ちゃんとメールを見てないか、まともに対応する気がないのか、
コピペで返信しようとして間違えたのかのいずれかだとは思うのですが。
しかも基本的には自力で一個一個通報しろということらしいです。なんて不親切、そして不誠実。

ついでに聞いてみた 『 何のためにこんなコンテンツ作ってるの? 』 という質問については回答拒否。
勝手に他人のブログ記事を使ってコンテンツを水増ししているくせに冷たい・・・(。・ × ・)
無言は肯定、と私は思っているのですが、やっぱりバックリンクを利用した姑息なSEO対策や、
無理やりコンテンツを増やすSEO対策以外の理由はなかったんでしょうか。
Googleさんに怒られて大変な目に遭っているらしいのに懲りない会社さんだなあと思います。

しかし今回一つ一つを通報して削除してもらったとしても、これから新たに記事を書いたら
またリンクを貼られてしまう可能性があります。
それをいちいち通報しに行くのも面倒な上、確認で見に行った分も
転職会議への訪問者としてカウントされてしまうのも腹立たしい。
という訳で最終手段であるGoogleさんのリンク否認ツールに頼ることにします。

Googleさんのリンク否認ツール

リンク否認ツールとは

一度貼られたリンクは相手が削除してくれない限り断ち切ることはできません。
しかし今回のように迷惑なリンクを貼られてしまった上に、相手に連絡を取っても
削除してくれなかった場合の対策として、Googleさんはリンク否認ツールというものを用意してくれています。
リンク否認ツールとは『 このサイトからのリンクは良くないものなので私のサイトの評価に入れないで!
リンク元としても無視してツールに出さないで!お願いだから! 』とGoogleさんにお願いをするツールです。
Googleさんの説明ページはこちら icon-arrow-circle-right リンクを否認する

過去にSEO対策会社に騙された時にもお世話になったこのツール。
そのため過去記事と一部重複いたしますがご了承ください。
使い方はそんなに難しくないのですが、これは貼られたリンクによって困っている人のための
最終手段的なツールなので、よく検討してから使ってくださいね。

リンク否認ツールの使い方

まずリンク否認ツールに提出するためのテキストファイルを作る

リンク否認ツールへ提出できる(アップロードできる)ファイルは
テキストファイル(拡張子が『.txt』のファイル)のみです。
簡単にメモ帳で作ってもいいですし、他に普段お使いのテキストエディタがあれば
そちらで作っていただいても大丈夫です。

記述内容はとてもシンプル。
こんな感じで否認したいリンク元のドメイン、もしくはURLをずらりと記述していくのみです。
domain:○○○.com
domain:■■■.com
http://◇◇◇.com/blog/a.html
http://●●●.com/b.html


ドメインごと否認したい場合は『domain:』をつけて記述、
URLを個別で否認したい場合にはそのままURLを記述します。
Googleさんは出来る限りドメインごと否認するように推奨していますし、
できるだけ個別URLではなくドメインごとの否認をご検討ください。
そのほうが簡単なので時間の短縮にもなりますしね。

ちなみにドメインとは
www.○○○.com
○○○.com
○○○.Jp
といったように、Web上の住所の大元の部分です。
ドメインごとの否認をすると、そのドメイン以下のURLに貼られているリンクが全てまとめて否認されます。
本当にそれがリンク否認していいドメインかどうか、慎重に確認してから記述しましょう。

今回の場合はこんな感じで、転職会議のドメイン(jobtalk.jp)の他に
海外企業が運営しているショッピングサイト(自動でリンクがどんどん貼られていって迷惑)や
勝手にページランクを付けるSEO企業なんかも記述してみました。

あと、記述内容の中に余計な文章や間違った記述を付け加えてしまうとツールが混乱して
ちゃんと受付してもらえないことがありますので、出来るだけコメントは挟まないように、
そして複数のリンク元を否認する際は誤りが無いか最後に見返してチェックしてくださいね。

いざファイルを提出

テキストファイルを作ったら、いざ否認ツールに提出しに行きましょう。
ウェブマスターツール内のリンクの否認ページに行くと、以下のような画面が出てきます。

リンクの否認ツール

君のサイトの順位が、自分でコントロールしていない低品質のリンクによって
害されていると思われる場合は、Googleが君のサイトを評価する際にそれを考慮に入れ、
その低品質なリンクを無視するように求めることができるんだ。
だけどまずは君のサイトに対する不自然な被リンクを一掃するために
あらゆる努力をするべきだよ。
いきなりこの否認ツールを使うのはおすすめしない。
(ただ否認すりゃいいってもんじゃないんだ)
否認ツールについてもっと詳しく知りたければここを押してごらん。

大雑把に意訳すると大体こんな感じのことを言われています。
ちゃんと相手側に削除要望を出したり問合せたりした結果、リンク状況が改善されなかったので
最終手段としてこのツールを使うことにしたと自信を持って言えるぜ!という場合は
ご自分のサイトを選択して【リンクの否認】をクリックしましょう。

【リンクの否認】から進むと、ファイルをアップロードできる画面になります。
否認リストをアップロード
①【ファイルの選択】をクリックして、先ほど作成した否認したいリンクのリストを選びます
②【送信】を押してファイルをアップロード
③問題なく送信できたようであれば【完了】をクリック

以上の手順で否認ツールの使用は完了です。
完了後に再度リンクの否認ツールページにアクセスすると、
・アップロードしたファイル
・[送信した日時]+送信の結果
・ファイルの内容
が表示されるようになります。
アップロードした後で内容の間違いに気づいた場合も、ここからファイルの削除を行って
もう一度送信し直すことができます。

Googleさんから更新のお知らせが来る

無事にファイルがアップロードされ、リンクの否認ツールがちゃんとファイルを受付してくれると
多少時間差はありますが、ウェブマスターツールのトップページに
『自サイトのアドレス+Disavowed links updated』という件名でGoogleさんから
『リンク否認ツールがちゃんと更新されたよー』とメッセージが届きます。

『リンク否認を更新』
○○○(自サイト)のリンク否認についてのファイルが更新されました。
心当たりがない場合は、他の管理者によって更新されているかもしれません。
詳細については否認リンクのページをご覧ください。

たぶんこんな感じのことを言っています。
更に時間差でウェブマスターツールに届いたメッセージと全く同じ文面のメッセージが
メールでも送られてきます。
否認ツール送信後のメール
ツールを使用した後、リンク否認が反映されるまでの期間はまちまちで決まっていないようで
短ければ2、3日だったり、長ければ数週間だったりなので気長に待ってみましょう。

 良かったら押してみてください♥

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