Yahoo!オークションの使い方【2】商品を落札する

ヤフオク使い方
Yahoo!オークションの使い方【1】登録と初期設定 にて無事新規登録が完了したら、何はともあれ欲しい商品を探してみましょう。

商品の検索

ページ上部の検索ボックスからキーワード検索をすることができます。
すべて▼を押すと商品カテゴリを絞って検索できます。
検索ボックス

検索結果一覧ががずらっと表示されたら、条件によって並び替えることができるので『 価格の安い順 』や『 入札の多い順 』などで並び替えてみましょう。
商品一覧の並び替え
一覧の左にある検索メニューからもっと細かく条件付けして検索することもできます。

ストア出品者について

商品を出している出品者には一般出品者とストア出品者の2種類がいます。
一般の出品者は個人的に出品している普通の人、もしくはストアに登録するほど頻繁に取引をしない企業の人。
ストア出品者は複数種類を多数扱うような取引の多い企業です。
ストア登録について詳しくはこちら▶ヤフオク!ストア出店

どちらも本人確認をした上で出品者としてYahoo!に認められているのですが、特にストアであればYahoo!の審査を受けていますし、業務として行っているため、一般の出品者の商品を落札するよりも安心な面があります。
また、万が一に不良品や連絡の行き違いがあっても企業相手であればお互い冷静にやり取りできることから、取引がこじれることも少なく、初心者さんが『良い』評価をもらうための練習相手としてちょうど良いと思います。
まず取引がどんなものか、お試しとして手ごろなストア商品を落札してみると良いでしょう。

ストアの場合は出品者の情報欄に『 STORE 』のマークが付いています。
ストアマーク
商品一覧のページで左に出てくる詳細検索の『 出品者 』の欄で『 ストア 』を選択すれば、ストアが出品している商品に絞り込むことができます。
ストア検索

オークション情報

商品ページに進むと、右側にオークション情報が表示されます。
オークション情報

入札件数
現時点での入札数です。
入札履歴をクリックすると、今までその商品に入札した人達がいくらの値をつけたかの推移を見ることができます。
最初から自分が「 ここまでなら出してもいいかな 」というMAXの金額を入れる方も居れば、ちょっとずつ様子を見ながら上げていく方も居ます。
入札する側からすれば少しでも安い方が嬉しいので、ちょこっとずつ金額を上げていく方のほうが多いですね。

残り時間
オークションが終了するまでの時間が表示されます。
詳細をクリックすると、より正確な残り時間が分かります。

ウオッチボタン
入札しようか迷っている場合はこのウオッチボタンを押せば商品が『 ウオッチリスト 』に入ります。
「うーん、欲しいけど結構入札数が多いし、いくらまで上がるか分からないな。 終了日の金額がいくらになるか待ってみようかなあ…」というような時に
ウオッチリストに入れておくと、その後のオークションの様子を確認することができます。
また、ウオッチリストに入れた商品が終了間近になるとメールで通知してもらうこともできます。

現在価格
現在の最高入札額(入札者が居ない場合は出品者の初期設定金額)が表示されます。

入札する
ボタンを押すと入札参加することができます。

即決価格
「 この金額で売れれば満足なので即オークション終了で良いよ 」と出品者が設定している金額です。
特に出品者が設定していない場合も多々あります。

既に絶版でプレミアが付いている商品や、とても人気のある商品など、競り合いで高額になることが予想できる商品であれば、この即決価格が手ごろな金額だったら即決価格で入札することによって確実に商品を入手できるメリットがあります。

今すぐ落札する
即決価格で入札して落札するボタンです。
設定されてる即決価格でなら買う!欲しい!と心を決めたら押しましょう。

出品者情報
出品者のID名や評価が表示されます。
晴れマークが良い評価、雨マークが悪い評価です。
あまりにも悪い評価の割合が多いユーザーやストアは避けた方が無難です。

出品地域
出品者の居住地域がご自分のお住まいから遠い場所なら、そのぶん送料が多く掛かることがあるので要注意です。

出品者へ質問
商品や取引に関して気になることや要望があれば、入札する前に出品者に質問しておきましょう。
質問に寄せられる内容の一例はこんな感じです。
・同じ出品者から複数商品を落札した場合に、同梱発送はしてもらえるかどうか
・宅急便での発送とあるが、レターパックでの発送にしてもらえないか
・大きな家具などで直接引取りを出品者が希望している場合、仕事の都合で月曜しか行けないが大丈夫か

こういった要望がある時は、出品者側の都合もあありますから、出来るだけ質問欄から先に聞いておくのが一番ですが、オークション終了まで時間がなくて質問できなかった時は、一番最初の取引連絡の際に『 もし可能ならで結構なのですが 』くらいの感じでこちらの要望を伝えてみましょう。
出品者もお仕事や家事の合間に取引対応してくれていることがほとんどですから、あまり相手に負担を掛けるような要望はしないよう、どうしてもという要望があって相手に都合を合わせてもらう時はきちんと御礼を言うようにしましょう。

商品情報

商品ページ真ん中の商品情報の欄には外観の写真などが表示されます。
写真は3枚まで表示させることができ、出品者が任意の枚数を表示させています。
クリックすると拡大できます。
商品情報
状態
新品以外の場合は中古品、ジャンク品などの記載があります。
『 新品未開封 』 『 撮影のため開封 』 『 1度だけ使用 』 『 汚れ有り 』 『 動作確認済み 』 など、説明文にも出品者が説明してくれているはずなので、商品の状態はきちんと確認しておきましょう。

ジャンクとは、消耗・もしくは故障している状態で通常の動作状態を保証できないものを指します。
たとえばパソコンのジャンク品なら
『 液晶が割れており、動作状態などが確認できませんのでジャンク品として出品いたします 』
『 修理してお使いいただくか、部品取りにご活用ください 』
『 一切の動作保証や部品保証はいたしません 』
と商品説明に記載されたりします。
ジャンク品は当然中古品よりも更に安価になるため、ジャンクでも構わない商品を探しているのであれば検索ボックスに『 ジャンク 』と付け足して検索してみると良いでしょう。

個数
在庫が複数ある商品なら複数購入することもできます。
そういった場合は出品者さんが商品説明文に購入可能個数などを記載していることがあります。
記載が無い場合には複数購入や同梱発送が可能か質問欄から尋ねてみましょう。

開始日時~終了日時
オークションの開催時間が表示されます。
終了日時の時点で一番高値で入札している人が落札者となります。

自動延長
この項目が『 あり 』になっている場合、オークション終了5分前から終了までに「現在の価格」が上がった場合、終了時間が5分間延長されます。
その後も、終了前の5分間に価格が上がれば、何度でも繰り返し延長されます。

人気のある商品だと、終了ギリギリに滑り込みで入札して落札者になろうとする人が居て、他の人は「 あああ私がさっきまで最高入札者だったのに…終了直前にズルい 」と悲しい目に遭います。
それを防ぐために、ギリギリの入札があっても終了時間自体を伸ばすことによって他の人にも競り合う機会を与えて、皆が納得できるようにしているんですね。
出品者からしても、少しでも高くなってくれたほうが嬉しいですから、自動延長は『 あり 』になっている商品が多いです。

早期終了
この項目が『 あり 』になっている場合、あらかじめ決めている終了日時に関係なくオークションを終了させることができます。

例えば、Aさん以外に誰も入札者が居ない状態で、Aさんから質問欄にて『 ●●円で即決していただけないでしょうか 』といった連絡が来た時、
出品者さんがそれで納得すればAさんを落札者として取引をすぐに開始するためにオークションを手動で終了させることができます。
どうせなら期間いっぱい待った方が高く売れるかもしれないし…と皆さん考えるので、この項目は『 なし 』にしている方が多いように思います。
逆に「 1週間後に引越しだから、出来るだけ早く売って片付けたいな 」という方などは早期終了ありで設定なさっていますね。

返品
基本的にオークション商品は返品不可とされていることが多いです。
洋服、アクセサリーが自分に似合わなかったからというような理由で返品を許してしまうと出品者にとって迷惑ですし、ゲームやDVDなども、一度手にしてから『 もう一回見て満足したから 』と返品されたら困りますよね。

もちろん、商品が実際に届いてみたら説明文や写真と全く異なっていた場合や、動作品と書いてあったのに全く動かない不良品だった場合などにはこの限りではありません。
そのような場合にはきちんと出品者に連絡と説明をすれば、大抵の方は快く返品・交換に応じてくれます。

入札者評価制限
評価が宜しくない( 『 悪い 』が多い )人は入札できないように制限をかける機能です。
無用なトラブルを防ぐために設定している出品者が多いですね。

■総合評価での制限
総合評価が 『 新規 』 または 『 0以上 』 の場合のみ入札できます。
つまり 『 悪い 』評価によって総合がマイナスになっていると入札できません。

■悪い評価の割合での制限
6人以上から評価をもらっている場合に『 悪い 』。『 非常に悪い 』の割合が
20%未満のときに入札できます。
(例)10人と取引をして評価を貰い、その中で悪い評価が3回以上ついていると入札できません。

入札者認証制限
これが設定されていると、本人確認かモバイル確認を完了した人でなければ入札できません。
入札可能な人をかなり絞ってしまうことになるので、この制限をかけている出品者はあまり見かけません。
車やブランド品など特に高額な商品を扱う場合や、過去に詐欺に遭った方が用心のために設定することがある機能です。

本人確認・・・Yahoo!ウォレットに登録して、郵送される暗号をWeb上で入力して認証する。
モバイル確認・・・モバイル端末(携帯電話、スマートフォン)でYahoo!からのSMSを受信してそこに書かれた認証コードを入力する。

最高額入札者
現在の最高額入札者のIDが省略された形で表示されます。
ここが自分のIDなら現時点での最高額入札者は自分ということになります。

開始価格
開始価格は出品者が任意で決めることができます。
1円スタートや100円スタートになっている場合は、できるだけ安い金額から開始することで、安い順に並べて商品を探している人にアピールできるというメリットがあります。

自分が落札者になったら

最高額入札者のまま終了時間が来れば、無事あなたが落札者です。
ヤフオクから来るメール連絡に従って出品者と取引を開始しましょう。
詳細は次の記事 Yahoo!オークションの使い方【3】落札者としての取引 をご覧ください。

オークションを見ていると本当に色々な物があるのが楽しく、つい物欲が刺激されて散財してしまうのが難点です。
しかもボタンひとつで入札できてしまうので、ついついポチッと押してしまいます。
ヤフオク落札
落札しておいて 「 やっぱりコレいりません。キャンセルで 」なんていうのは完全にマナー違反です。
取引キャンセルされてしまった出品者にとっては、またイチから出品し直して、新しい入札を待って、と大変面倒なことになってしまいます。
しかも『 落札者都合によるキャンセル 』は、システム上、自動的に『 悪い 』評価がつきます。
たとえ出品者が許してくれても、システム上ついてしまった評価は消せません。
入札する時は慎重に考えて、責任をもって入札・取引してくださいね。
Yahoo!オークションの使い方【3】落札者としての取引

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