バセドウ病の発症と治療

    icon-clock-o読了時間:約19分6秒

このブログをお届けしている私(PC修理屋の事務員)が、
バセドウ病だと判明したので、その症状や治療について書いてみたいと思います。

 
わあ、あんまり知らない病気になっちゃったぜ、とりあえず記事にしよう!

と、何よりも先に思ったあたりが貧乏性でちょっと悲しいですが。
タダでは転びたくない…!(=ФωФ=)

息切れしてたらすいません

お問合せいただいた電話に慌てて出た時や、ご来店いただいた際にパソコンを運んでいると、
息が切れてハアハア言っている時がありますが、動悸が激しくちょっと苦しいだけです。
別に変態とかじゃないので、そして倒れるほどでもないので、どうかお気になさらないでください。
あと感染る病気じゃないのでご心配なく!ヾ(・ω・´)ノ
そして手がカタカタ震えていることがありますが、アル中とかヤクが切れたとかでも無いので、
それだけはご理解いただければ…!
なんかすいません。

それは突然やってきた

12月初旬のある日、晩御飯を食べた後、胃もたれ・胸焼け・吐き気が収まらなくなりました。
もともと胃腸がそんなに強靭なほうでもないので、食べすぎたのかな~くらいに思っていましたが
翌朝になっても一向に良くならず、仕事中にも吐き気と戦い、
そうこうしている内に胸の動悸が激しくなってきて、いよいよ我慢できずトイレで吐きました。
熱は全く無いものの、もしもこれがインフルやノロだと大変なので、午後からお休みをもらって病院へ。
猫先生

初診

今までも食べた物によって胸焼けが続くことがあったので、
小麦とか食べ物のアレルギーを疑っていたのですが、
「 なんか吐いたら胸焼けはマシになったんですけど、すげえ動悸がして苦しいです 」
という私の申告を聞いた先生が
「 動悸が…じゃあ手の指に力を入れて開いてみて 」
というので、両手の指をぐっと広げてパーにしたところ、めっちゃ指が震えていて
(日常生活で全く支障が無かったので、それまで自覚は一切なかったのですが)
「 指が震えてるので、甲状腺のほうも数値を調べておきましょう 」
と言われました。

もうそのときには 『 しんどい。早く帰って寝たい 』 としか思ってなかったので
甲状腺ってなんなんだろうと思いつつも、
ハイハイと返事をし、されるがまま血液検査のために血を抜かれました。

血液検査の結果

血液検査の結果が出るのが1週間後、ということでその結果待ちだったのですが、
3日ほどで病院から電話がかかってきました。
「 先に甲状腺の数値が出まして、数値が高すぎます。バセドウ病です。
  治療を始めたほうがいいので来てください 」
「 えっ(だから甲状腺って何、バセドウ病って何)。すぐですか?ほっといたらどうなります? 」
「 ほっといていいなら電話しませんよ。このままだと最悪は心臓の病気に繋がったりもしますから 」
「 おやおや 」

なんか病気だったらしい。
ていうかバセドウ病ってなんだ。
なんか歌手の絢香ちゃんがそれで休業してたような…という、ささやかすぎる知識しかない。
しかも病院行くっつっても仕事はあるし、お金もかかるし、
ああでも行かないと治らないのか…と観念して通院するようになりました。

バセドウ病とは

ノドにある甲状腺から甲状腺ホルモンが分泌されすぎる甲状腺ホルモン亢進症の一種がバセドウ病。

甲状腺とは、こんな感じで喉仏の下辺り、喉骨の脇に存在するチョウチョのような形の臓器です。
甲状腺
甲状腺で作られ、血に乗って体中の臓器や筋肉に運ばれて、全身の代謝を促しているのが甲状腺ホルモン。
この甲状腺ホルモンの過剰分泌によって、必要以上に代謝が上がって様々な症状が出て来るのだとか。
逆に甲状腺ホルモンが異常に少ない場合もまた橋本病などの別の病気になるようです。

バセドウ病は約1000人に2~3人が発症しているので、そんなに珍しい病気でも無いんですね。
女性のほうがかかりやすく、男性の4倍以上の発症率で、発症年齢のピークは20~30代。
なんで女性のほうがかかりやすいんでしょう。
体の造りやホルモン量が違うからかな。

バセドウ病の原因

そもそも甲状腺ホルモンが過剰に分泌される原因は、
甲状腺を刺激する抗体がなぜか生まれ、甲状腺刺激ホルモンの代わりに甲状腺を刺激すること。
この迷惑な抗体がなぜ生まれるのか、はっきりした原因は分かっていません。

今までバセドウ病にかかった患者さんの傾向を研究して、
・喫煙者が発症しやすい
・大きな環境の変化など、過度のストレスが引き金になることが多い
・親族にバセドウ病にかかった人が居る(遺伝)
ということまでは定説になっているようです。

元々私は喫煙者(1日に1箱くらい)ですし。
思い返してみれば、3ヶ月ほど前に引き金というのも納得のストレスがかかる出来事がありました。
そして叔母さんがバセドウ病でした。
研究結果はちゃんと当たってる!(=ФωФ=)

ヨウ素(ヨード)と甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモンが主にヨウ素(ヨード)から作られるため、
ヨードの摂取をしないほうがいい、という説もあります。
しかしヨードは昆布などに含まれており、日本の食生活に当たり前にある物なので
完全に制限することは難しく、また、どの程度制限するのが良いのか、
そもそも制限するべきなのか、といったことはまだはっきりと解明されていないのだそうです。
私も昆布出汁とか好きだし、ちょっと昆布が入ってる味噌汁とかなら気にせず、
とりあえず海藻サラダとか昆布巻きとかを大量に食べ過ぎなきゃいいだろうと
思っているのですがどうなんでしょうね。

それにしても悔しい。昆布巻き好きなのにな。
お歳暮でもらったやつ一個くらい食べてもいいかな。

バセドウ病でみられる主な症状

動悸が激しく息苦しい
手の指が震える(手指振戦)
食べているのに痩せる
吐き気や胸焼け
異常に食欲がある
ノドが乾く
集中力がない、じっと落ち着いていられない
むやみにイライラする
暑さ、寒さを感じすぎる
体がだるい
なかなか眠れない
ちゃんと寝ているのに眠い
便秘気味になる
月経が不順になる
抜け毛が増える
のどの下部が腫れる
皮膚が荒れる、かゆくなる
眼球が突出してくる
など。

人によって様々な症状が出るようですが、なんにもしていなくても
心臓をはじめとした臓器が常に全力疾走しているかのような状態なので、
とりあえず疲れやすくて体がだるい、という方が多いんじゃないでしょうか。

逆に眼球突出が現れる人は割と少ないようです。
眼球の後ろの筋肉が腫れて押し出されてくるらしいので、
私は周りの人に、目が出てきたら教えてよーとお願いしています。
自分じゃ毎日見てるから、ちょっとくらい出てきても気づかないかもしれませんしね。

私の場合

動悸がして息苦しい。
(良く良く思い出してみたら少し前から、短い時間だけどいきなり動悸がすることがあった。
 すぐ治るので気にしてなかった上に、運動不足かと思ってスクワットしてみたり
 ランニングマンやシェアハピダンスを踊ったりしていた)

やたら体がだるくて眠い。
(これも運動不足かと思って以下略)

やたら暑い。
(ちょっと動くと顔から汗がダラダラ出てた。運動不足かと以下略)

のどの下部が腫れる。
(なんか膨らんでる気がするけど太ったのかな、運動不足以下略)

吐き気や胸焼け。
(元々胃腸が強くないので、食べ過ぎか軽い胃炎か何かだと思ってた)

指が震えて、たまに力が全く入らない。
(これも良く思い出してみると、少し前から不意に片手や片足から一瞬だけ力が抜けることがあった)

すごいテンションが下がる時がある。
(意味も無くテンションがダダ下がる時があります。どのくらいの下がりっぷりかというと、
 いっそ世界が滅びたらいいのに…いやでもそれは人様に迷惑だから、自分だけ消えて失くなりたい…と
 いうくらいの。病気のせいだろうなーと思って気にしない&好きなことをして気を紛らわすようにしています)

視界が揺らぐ。
(目眩…か…?というくらいのほんの少しの視界のブレがあったのですが、薬を飲んでほぼ無くなりました)

髪がめちゃくちゃ抜ける。
(最近は朝起きると枕が黒く見えるくらい抜け毛があった。これも薬を飲み始めてからほぼ無くなりました。
 でも髪の毛が多いほうで良かった。これ元から薄毛のひとだとショックすぎると思う)

だるいのに眠れない。
(10日間くらい明け方まで眠れず、睡眠時間が毎日2時間くらいでした。
 薬を飲み始めてからマシになって、4時間は眠れるように)

特にご飯を食べた後の気持ち悪さと動悸がひどいです。
なんか食後は 「 ヒャッハー!!燃料が投入されたぜ!!! 」 みたいな感じで
石炭を焚べられた蒸気機関車のように心臓と胃が暴れやがります…。
それが辛くて食欲が全く無い上に、あんまり量も食べられない。
朝は食べず、昼も食べたり食べなかったり。
夜だけはと思って食べるものの、食べた後の1~3時間は何もできずに
横になるしかないくらい気持ち悪くてしんどい。
なんか肋の間?みぞおちの上?あたりも痛いし。
もはや 「 ゔ…ゔ…あ゛… 」 と呻くことしか出来ないゾンビ状態。
ゾンビ
そして体重を測ると、毎日200~300グラムずつくらい痩せてる。
まじかよ。
ご飯あんまり食べれないぶん、とりあえず糖分で脳みそを動かそうと、
ショコラオレとか飲んだあげくに更にチョコとか羊羹とか甘い物かじってるのに。
スティーブン・キングの 『 痩せゆく男 』 みたいだなあと、一人ホラーみを感じています。

あと、煙草を吸っていると治りが悪い、アルコールは血流が良くなって心臓に負担を掛ける、と
書いているサイトさんがあったので、本当はどちらも止めておいたほうがいいのかも。
特に煙草は体にいいことは何も無いですしね。
私は元々お酒は余程めでたい席でしか飲まないのでアルコールはともかくとして、
(24時間飲み続けられるほど強いので、飲む意味が良く分からなくなって
 日常では飲まないのですが、飲めないと思うと何だか飲みたくなってくる不思議)
今のところ禁煙するつもりは特にありません。
ただでさえしんどいのに、これ以上なにかを我慢したくない…!

バセドウ病の治療

病院で血液検査の結果を渡され、その日に2週間ぶんのメルカゾールという
甲状腺ホルモンを抑制する抗甲状腺薬の錠剤を処方されました。
まずはその服用によって副作用が出ないかどうかを確認。
ごくごく稀に(私が掛かっている先生も実例を見たことがないくらいの稀さ)、
薬が合わずに高熱や痺れが出ることがあるんだとか。

幸い私は何の副作用も出なかったので、次は血液検査をしてから
ちょっと長めに1ヶ月ぶんのメルカゾール錠を渡されました。
1ヶ月 薬を服用して様子を見て、その後の診察で血液検査の結果も見ることに。

メルカゾールの服用について

処方される錠剤の個数は症状や経過などによって変動するようです。
私が今飲んでいるのは毎日の朝食後に4錠。

甲状腺ホルモンが分泌されるのが朝なので、それを効果的に抑えるために朝食後、とされているんですね。
ちなみに私のように気持ち悪くて朝食が食べられない、という方は食べずに服用しても大丈夫だそうです。

あとメルカゾールを飲んでいても、胃腸薬や痛み止めなど他の薬を飲んでも構わないそう。
いよいよ吐きそうになった時とか、生理痛がひどい時にどうしたら、と思って
薬剤師のお姉さんに聞いたのですが、併せて飲んでいいということで一安心。
※ただし薬によっては注意が必要なこともあるかもしれませんので、
 購入時や処方時に念のため薬剤師さんに、自分がバセドウ病であることと
 飲んでいる薬の名称を伝えて、併せて飲んでいいものか確認をしてくださいね。

そしてメルカゾールを飲んでいると、甲状腺ホルモンが正常値に戻り、
それに伴って代謝も正常に戻ることで太ってしまうことがあるようです。
今まで食べる以上にエネルギーを消費して痩せていたのが、
消費が減るので、食べた分だけ太るという当たり前の状態になるということですね。
病気になった挙句に太るとか酷い話だ…。
私は今あんまり食べれなくて痩せていっていますが、
これがちゃんと3食を食べれていれば太るのかもしれない。
また暫くしたら経過などを書きたいと思います。
同じ病気の方の暇つぶしやちょっとした慰めになれば (・∀・*)

主な治療法は3つ

メルカゾールなどの抗甲状腺薬を服用して
だいたい3ヶ月程度で甲状腺刺激ホルモンの血中濃度が正常に戻ることが多く、
その後も適切な服用を続ければ、問題なく健康的な生活が送れるそうです。
何年も薬漬けかと思うとちょっとテンションが下がりますが、もうなっちゃったものは仕方ないですしね!

抗甲状腺薬の服用で改善が見られない場合、アイソトープ(放射性ヨウ素)治療というものもあります。
放射性ヨウ素カプセルを服用することで、甲状腺の細胞の数を減らして
分泌される甲状腺刺激ホルモンを減らす治療です。
難点としては、逆に甲状腺刺激ホルモンが減りすぎて機能低下を起こす可能性もあること。
この場合は甲状腺ホルモン薬を服用して、ホルモン量を調整することになります。
ホルモンが出過ぎてしんどいよりは楽らしく、しかもこれといった副作用も無いことから
アメリカではアイソトープ治療を選ぶ方も多いのだとか。

最後のひとつが外科手術により甲状腺を切除する治療方法。
ただし、残った甲状腺でまた機能亢進症が再発する、あるいは機能低下症になることもあり、
どの程度を切除すれば良いのかはまだ研究中。
そのため病院によってはほぼ全て、あるいは完全に全てを削除することを勧めている病院もあるようです。
甲状腺ホルモンが増えすぎてしんどい状態よりは、全く分泌されないところに
甲状腺ホルモン薬を飲んで量をコントロールするほうが楽だから、ということですね。
スパッと短期間で治したい方は切除を選ぶことが多いそうです。

どんな病気でもお医者さんの言うことをちゃんと聞いて、
自分に合った治療をすることが大切かと思います。
もし 「 今の先生はこう言うんだけど、私は違う治療がしてみたいぜ 」 という場合は、
今の先生に相談して、治療状況や紹介状などを書いてもらって
違う病院の先生にセカンド・オピニオンを求めてみると良いでしょう。

何かおかしいと思ったら病院へ

疲れやすい、眠い、だるい。
これは運動不足、それか疲れか、あるいは更年期障害、
それともこれが寄る年波には勝てぬってやつか、と
他の原因だろうと思い込みやすい症状です。
そのためいよいよ症状が進むまで病気だと気づかないことも多いようです。
(私もずっと運動不足か、寄る年波ってやつだと思っていました)
調べて何にも無ければそれで良し、早期発見・早期治療が大事、ということで、
みなさんも何か気になることがあればお早めに病院へ行ってくださいね。

来年はもっといいことありますように

それにしても年の瀬にこんなことになるとは、なんだかやるせない。
世間でも2016年はなんだか悲しい話題が多い年でした。
大勢のファンがいるSMAPは今年いっぱいで解散しますし、清原選手もASKAさんも捕まるし、
私が一番好きな俳優さんである成宮くんは引退してどっかに行ってしまいました。

元EXILEのパフォーマーで現PKCZのMAKIDAIさん達は事故で大怪我をされて、
命に別状はなくて何よりでしたが、中止になったクリスマスLIVEを楽しみにしていた
ご本人さんやスタッフさん、三代目メンバーとファンの皆さんの気持ちを思うと。
そしてクリスマスイブに、よりによって有名人が乗る車にぶつけられてしまった
相手の運転手さんのストレスを思うと益々悲しい。大きなお怪我をされてないといいのですが。

鳥インフルエンザの感染で、大事に育ててきた鶏を処分しないといけない養鶏家さんもつらい。
テロ、殺人事件、事故でも多くの方が亡くなりましたし、
熊本地震、鳥取県中部地震、糸魚川市大規模火災など、被害の大きな災害が続き、
悲しみや生活の不安を抱えたまま年を越す方もいらっしゃると思うといよいよ切ない。

年末で何かと物入りな時期ですが、ちょっとなら余裕があるよって方は被災地への募金をご検討ください。
日本赤十字社の募金が個人的にはおすすめです。
手数料をさっぴいたり、変な団体に流したりせずに
各被災県に設置された義援金配分委員会にまとめて渡され、
申請した被災者に被害に応じた金額が渡されます。
Tポイント募金はTカードに貯まったポイントで手軽に募金ができます。
糸魚川市役所サイトでは糸魚川市駅北大火被災者等支援のお願いが出ています。
この度の大火で江戸時代から続く新潟最古の酒蔵・加賀の井酒造さんも全焼してしまいました。
再建を願う応援の気持ちを込めて加賀の井さんのお酒を購入する方も多いようで、売り切れが多くなっています。
私も病気でさえなければ買って飲みたかった。
加賀の井を置いてある居酒屋さんも結構あったと思うので、お見かけになったら是非一杯🍶

来年は自分の健康を目指しつつ、初詣で世間に明るい話題が多くなるように祈ろうと思います。
皆様もどうぞ心身の健康にお気をつけいただいて、良いお年をお迎えください。
ガッツポーズ猫

 良かったら押してみてください♥

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket