一人暮らしに役立つ情報【設備の修繕】

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一人暮らしに役立つ情報【緊急時の対応】
引き続き、いざ一人暮らしを始めた後で困る事などをご紹介。
今回は住まいの設備が壊れた時などの対応についてです。
一人暮らしに役立つ情報・ライフハック

 目次 

建物の設備が壊れた時
  ∟退去時の清掃費や修繕費

設備の不具合を自分でなんとかする場合
 給水管から水漏れしている
   ∟まずは水漏れ箇所の確認
   ∟見て分かる範囲に水漏れが無い場合
 水道の元栓の閉め方
 水漏れしていた期間の水道代の支払いについて

排水管から水漏れしている
排水管が詰まった

照明が切れた

洋式トイレの便座が壊れた
  ∟(1)メーカーと型番を確認
  ∟(2)合致する便座を検索する
  ∟(3)サイズ(寸法)が同じか確認
  ∟ウォッシュレットの場合
  ∟不安な場合はメーカーに尋ねる
  ∟取り付け工具の使い方

設備工事業者に修理依頼する


建物の設備が壊れた時

配管の水漏れ、窓ガラスのひび、エアコンの不調など、
借りている部屋や家屋の設備の不具合が起きたら、
まずは出来る限り早く、貸主さん(不動産会社や大家さん)に相談してください。

契約時に交わした賃貸借契約書の内容にもよりますが、基本的に
【 物件の基本設備に関する不備は貸主が修繕するものとする 】
【 入居者の不注意による破損の場合はこの限りではない 】
というような契約になっていることが多いです。

部屋に備え付けられていて動かせない設備。
つまり、壁やドア、窓やカーテンレール、配水管、コンロ、換気扇、エアコンなどは
それが正常に使えることを前提に家賃が設定されているので、
修繕費用などの諸経費を支払う責任が貸主(不動産会社や大家さん)にあります。

例外として、借主(自分)が不注意で設備を破損させたり、
(例えば家具を窓にぶつけて割ったとか)
不具合を分かっていて放置して状況を悪化させた場合などには
(例えば給湯器の調子が悪いのを放置して、修理ではなく交換が必要になったとか)
借主の責任となり、自分が修繕費用を支払わなければならない場合があります。
そうした時には契約内容に基づいて貸主と相談して解決してください。

退去時の清掃費や修繕費

※部屋の退去時に「 汚れが酷いので実費で払ってください 」と清掃修繕費を請求されても
基本的にそれは建物管理者である貸主が負担するものなので、自分が支払う必要はありません。
しつこく請求されるようなら市町村の生活相談窓口や、弁護士組合の無料相談窓口に相談してください。

※『 退去時の清掃修繕費は実費請求になる 』 と、さりげなく契約書に明記されている場合があり、
退去時にモメる原因になりがちなので、その辺りは入居契約時に注意して確認しておきましょう。



というわけで、賃貸の場合は修繕方法や金額についてはあまり心配しなくて良いのですが、
自分の責任で修繕することになった場合や、賃貸ではなく購入した物件の場合の対策を以下でご説明します。


設備の不具合を自分でなんとかする場合

購入した物件の場合や、元々リフォーム等が自由な賃貸物件で修繕を自分で行う契約の場合には
建物設備の不具合は自分で直すか、自分で業者さんを選んで依頼することになります。
困りごとがあったらとりあえず状況を把握するところまでは自分で頑張ってみて、
自分じゃ修理は無理!と思ったら無茶をせずに業者さんを呼んだ方が良いです。
無理に自分で直して後々悪化したりすると余計なお金が掛かりますしね。

給水管から水漏れしている

給水管、つまり水道の配管が水漏れしている場合は、
自分で 『 なんか水道代がめっちゃ高くなった? 』 と思って気づくか、
もしくは水道局から用紙や電話で連絡が来て気づきます。
『 メーターの数値が普段の月と比べて大きすぎるので、
  自分でいっぱい水使った覚えが無いなら水漏れかも 』
というお知らせが来るんですね。

例えば私の実家だと、田舎で海が近いこともあり
夏休みに親戚一同が遊びに来るのでガス・水道・電気の公共料金が跳ね上がった結果、
各施設の職員さんから「大丈夫?なんかあった?」という確認の連絡が来ることがあります。
そんな時は「こうこうこういう理由なんで大丈夫です~ご心配有難うございます~(・∀・*)」
と返事をして終わりです。

まずは水漏れ箇所の確認

水道の配管まわりに漏れている箇所が無いかを確認してください。
一軒家の場合は外壁からメーターボックスまでの辺りも水漏れが無いか見てください。
水漏れしている箇所が見つかれば、取り急ぎタオルやダクトテープで塞いだ後、自分で修繕するか
無理そうであれば業者を呼んで修理することになります。
お知らせ用紙に書かれている水道局の問い合わせ先に連絡すれば、
市区町村の指定業者を教えてくれるはず。

見て分かる範囲に水漏れが無い場合

水漏れの箇所が見つけられない場合は、流しや洗面所の水道、
トイレの水道、洗濯機に繋がっている水道など全ての蛇口を一度締めます。
全部の蛇口を締めているのにメーターボックスのメーターが回っていたら水漏れの可能性があります。

見て分かる範囲には無いけど、メーターが回ってるから水漏れで間違いない、となったら、
壁の中や床下にある配管のどこかが破損している可能性があり、
見えない場所が水浸しで大変なことになる可能性があるので、
水道の元栓にあたる止水栓を回して、自分の家への給水を停止させた後、
用紙に書かれている水道局の問い合わせ先に連絡して、
市区町村の指定業者を教えてもらって修理を依頼しましょう。

水道の元栓の閉め方

水道の元栓を閉めると、自分の部屋や家への給水が止まります。
勢い良く水漏れしている時などには一旦この操作で給水を止めて被害の拡大を防ぎましょう。

 icon-home 一軒家の場合 icon-home 
青や黒の蓋が付いたメーターボックス(量水器)が地面に有り、その中に元栓があります。

 icon-home アパートやマンションの場合 icon-home 
廊下にあるロッカーのような金属の扉を開けると水道メーターと元栓があります。

元栓バルブのほぼ全てが時計回り(右回り)に回すと締まります。
水道の元栓を閉めて止める

水漏れしていた期間の水道代の支払いについて

水漏れしていることに気づいていたけれど少しだからまあいいかと放置していた、
あるいはずっとチョロチョロと水を出しっぱなしで旅行に行っていた、というような
自分の不注意による水漏れの場合、残念ながら返金対応などはしてもらえません。

逆に、壁の間などで自分では水漏れに気づけず水道料金が高額になった場合などは
きちんと現在は修繕が終わっていることを前提として、
これまでの通常使用していた月の料金の平均と比較して、超過しているぶんの
5割から7割程度が減額してもらえることがあります。

水道料金の減額請求は、地域によって個人が直接申し込めることもあれば、
水道局の指定業者からしか申し込めないこともあります。
何はともあれお住いの地域の水道局にご相談を。

県庁所在地や広めの市町村の水道局の問合せ先はこちらに記載しています。
こちらに記載が無い場合は、お住まいの市区町村の役所に問い合わせてみてください。
【北海道】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【東北地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【関東地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【中部地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【近畿地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【中国地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【四国地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【九州地方】水道使用開始の問い合わせ先リスト
【沖縄】水道使用開始の問い合わせ先リスト

排水管から水漏れしている

流しや洗面台の排水管から水漏れしていることに気づいたら、
まずどこが、どの程度漏れているのかを確認してください。
暗かったら懐中電灯やスマホのライトで照らして良く見てくださいね。

完全にパイプが外れかかっている、割れている、とかになったら
修理業者さんを呼ぶしかないのですが、ほんの少しの漏れであれば
ホームセンターなどでダクトテープを買ってきて
グルグル巻けば乗り切ることができます。
ただダクトテープも物によっては水濡れが続いて剥がれることがあるので
たまに気にして見ておいてくださいね。

排水管が詰まった

とりあえずパイプクリーナーを使ってみましょう。
汚れや髪の毛が軽く詰まった程度であれば、これで改善されるはずです。

それでダメならラバーカップでキュッポンしてみて、
それでもダメなら業者を呼ぶことになります。

照明が切れた

部屋の照明が切れた場合には、基本的に消耗品なので貸主さんの負担範囲ではなく、
自分で買ってきて交換することになります。

切れてしまった照明を外す前の状態を良く確認してから、なんだったらスマホで撮影してから
(凝った形状のオシャレな照明とかだと、元々どうハマってたっけ…と外した後で困ることがあります)
照明を外し、型番、口径、明るさ(ワット数)を確認します。
そして電気屋さんやホームセンターなどで同じタイプの照明を購入して取り付ければOK。

元の照明器具は燃えないゴミ(破砕ゴミ)や危険ゴミとして捨てます。
市区町村によって扱いが違うので、ゴミの分別表などで確認してください。

天井・照明器具
ちなみに、このタイプの受け皿型のカバーが付いている照明の場合、
たまにカバーを外して掃除しておかないと、照明に寄ってきた虫が死んで
そこに溜まることがあります。
たまにカバーを回して外してお掃除をしておきましょう。


洋式トイレの便座が壊れた

築年数が経過した物件の場合、トイレの便座やフタもガタがきて
ある日いきなりヒビ割れたりすることがあります。
下部の台座そのものの破損はさすがに業者さんに交換をお願いするしか無いと思いますが、
便座やフタの破損であれば自分で簡単に購入・交換できるので
お安く済ませたい方はチャレンジしてみてください。

(1)メーカーと型番を確認

まずトイレの台座の部分を見て、台座と便座一式のメーカー・型番を確認します。
トイレや洗面台の器具メーカーはTOTOさんやINAXさんが多く、
型番は【 ●●-□□□□ 】という英数字が混ざった記載になっていることが多いです。
便座交換・型番を調べる
シールが剥がれてしまって見当たらない、という場合は、
汎用型でサイズが合っているか確認するだけでも大丈夫なので
このまま(3)に進んでください。

(2)合致する便座を検索する

数年で型が入れ替わるため、全く同じ型番のものが流通している可能性は低いです。
そのため、同じサイズ・形状の代替品を探すことになります。

その前準備として、先ほど調べた型番でネット検索してみましょう。
ネットショップの口コミなどで「古い●●-□□□□という型が壊れてコレに換えました」とか
商品説明で【 ●●-□□□□、●●-□□□□、●●-□□□□等に適合します 】と書いてくれているショップもあります。

また、Amazonさんの売れ筋ランキング
価格COMのランキングを見て頂くと
現在の交換用部品の主流がどんなものかが分かります。

(3)サイズ(寸法)が同じか確認

基本的にトイレの便座や便フタのサイズは
 icon-wrench 普通サイズ(レギュラーサイズ)
 icon-wrench 大形サイズ(エロンゲートサイズ)
 icon-wrench 兼用サイズ
の3種類が一般的です。

大体普通のご家庭やマンションであれば普通サイズ(レギュラーサイズ)
設置されていることが多いですね。
たぶん今、一番流通している普通便座はコレ

こうした商品ページで、たぶんコレいけるな、というのを見つけたら、
その商品のサイズ表と、自分の家の便座のサイズを比べます。

自分でメジャーを使って寸法を測るか、先ほど検索して自分ちの便器の説明書が出てきた場合は
そこに書かれているサイズ表を見て、買おうとしている部品とサイズが合ってればOKです。
ちなみに、メーカーが違っていてもサイズが同じなら大体は適合します。
TOTOの台座にPanasonicの便座、LIXILの台座にTOTOの便座、とかも可能です。

このサイズ計測の時、計るのは便座のサイズではなく、台座のほうのサイズなのでご注意ください。
トイレの便座交換・サイズを測る

ウォッシュレットの場合

ウォッシュレットや暖房便座の場合も基本的に部品の探し方と交換方法は同じです。

ウォッシュレットの場合は部品についてくる交換方法の説明書を良く読んで、
・交換前に止水栓を回して水を止めておく
・連結ホース部分の取り外しの際には残った水が溢れるのを防ぐために
 下にバケツや洗面器などを置いてから作業する
・交換時に金具部分と連結ホース部分を水漏れしないようにしっかり留める
この点に注意して作業してください。

不安な場合はメーカーに尋ねる

サイズ測ってみたけど、なんか寸法が違う気がするし
買おうとしてるサイズで合ってるのか分からなくなってきた…という方は、
通販元やメーカーのサポートに問い合わせてみてください。

「元々付いてる便器の型番が●●-1234で、買おうとしてるのが
 ●●-5678の便座なんですけど大丈夫ですかね?」
という風に聞けば教えてくれると思います。

TOTO お客様相談室
INAX(現LIXIL) お問い合わせ
ジャニス工業 お問い合わせ
アサヒ衛陶 サポート
Panasonic サポート

取り付け工具の使い方

便座に取り付け工具がセットで付属している方が便利なので、
便座単品と工具セットの両方がある場合はセット販売のものを買うと安心です。
トイレの便座交換・取り外し
私の絵心の限界で取付具の図解が雑になってますが伝わるでしょうか…。

設備工事業者に修理依頼する

排水管の詰まりや水漏れ修理、お風呂やトイレの破損、照明器具の取り替え、エアコンの交換といった
家の設備に関して困った時は、設備工事を扱う近所の業者に依頼すると良いでしょう。
▲▲設備、●●工務店、■■工事、○○リフォームといった会社名が多いかと思います。
設備工事業者
知り合いの人から紹介してもらっても良いし、お住まいの市区町村の役所に電話して
【 排水設備等工事指定工事店 】のような指定会社の中から近所の業者を紹介してもらってもOK。
近隣に数社あれば、電話応対の感じや、出張費・見積もりを比べて決めても良いですね。

そこに長く住む予定の場合は、良心的な業者さんを一社だけでも早めに見つけると安心です。
設備工事の業者さんは、その業務内容から建物関係の下請けさんや職人さんにも顔が広いので、
その業者がやっていない畳の張替えや壁の塗り替えなどであっても、
相談してみると職人ネットワークで最適な人を紹介してくれます。

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