Googleガイドライン違反と再審査【8】再審査リクエストの方法

前回の記事はこちら ⇒ 【7】再審査リクエストの準備

いざ再審査リクエスト!

リクエストする内容が完全に出来上がったら、いよいよ再審査リクエスト本番です。

①まず、Googleウェブマスターツールのメニュー内から【手動による対策】を選びましょう。

②右に現在の自サイトに対してGoogleさんが行っている対策が表示されますので対策の文面をクリック。
Google再審査リクエスト01

②の文面をクリックすると、その下にGoogleさんが行った対策の詳細が説明されます。
更に下に【再審査をリクエスト】のボタンが現れます。
Google再審査リクエスト02

【再審査をリクエスト】をクリックすると、リクエスト内容を記述するボックスが出てきます。
予め作っておいた文面をコピー&ペーストしましょう。
Google再審査リクエスト03

私はもうガイドライン違反なんてしていない!…はず、いやちょっとは残ってるけど
そこはもうどうしようも無いところなんで勘弁してください…と念じながら
チェックボックスにレ点を入れ、【再審査をリクエスト】をクリックして完了です。
Google再審査リクエスト04

問題なくリクエストが完了した場合は完了のメッセージが出てきます。
Google再審査リクエスト05
再審査リクエストの手順自体はとても簡単ですね。
リクエストする文面や記述方法には悩まされますが。

Googleさんから『ちゃんと受付したよー』とお知らせが届く

再審査リクエストが受付されてしばらくすると、Googleさんからウェブマスターツールにお知らせが来ます。
更にちょっと時間差で登録しているメールアドレスにも同じ内容のメールが届きます。
Google再審査リクエスト06
サイト http://●●●/ のインデックス登録の再審査リクエストを
サイト所有者から受け取りました。Google でサイトを再審査し、
ウェブマスター向けガイドラインに違反していないことを確認した場合、サイトのインデックス登録を
再審査します。再審査の手続きには数週間かかりますのでご了承ください。
再審査のリクエストはすべて確認していますが、個別に返信することはできません。

これは受付後に自動で送られてくるメッセージなので、
どの状態のどのサイトさんでも同じ内容のようですね。
例えば、私どもであれば、インデックス削除はされていない、
しかし被リンクの購入によってガイドライン違反をしているために
Googleさんの手動ペナルティを受けて警告が届いた状態です。
他には、被リンク等の問題はないが、内容が少ないまま更新されないサイトのために
違反警告が来たサイトさんや、複数のサイトを似た内容で運営しているサイトさん、
他のサイトさんへのリンクが多すぎて不自然と思われてしまったサイトさん、等々、
いろんな原因でペナルティを受けているサイトさんがいますが、
この再審査を受付した際のメッセージに違いは無い様です。
一番初めにこのメッセージを見た時にはインデックス登録の再審査と書いてあるので、
まさかインデックス削除されたのかと慌ててインデックス確認しに行きました…
しかし今のところセーフでした。びっくりしました…セーフで良かった。

正確には「ウェブマスター向けガイドラインに違反していないことを確認した場合、
手動で行ったペナルティを解除します」だと思うのですが、
面倒だからメッセージを統一しているんでしょうかね。

このメッセージが来たら、後はGoogleさんの中の人が頑張って早く審査してくれることを祈るのみです。
今のところ、私どもが2回申し込んだ再審査では
2回とも12日後に『やっぱり駄目だよ』という不合格通知がきました。
他のサイトさんを拝見すると、合格通知が4日で届いたり
2週間後に届いたり、不合格のお知らせが届く日数もバラバラなようなので
再審査の期間はやはり特に決まっておらず、気長に落ち着いて待つしかないようですね。

しかしお返事が早かったり遅かったり、私どもの場合は2回とも同じ日数だったり、
そこに何か規則性は無いものか…とぼんやり考えていてふと思ったのですが
もしかしたらペナルティの状態(ガイドライン違反の種類や程度)によって
Googleさんの中で再審査申し込みが振り分けられ、それに従って
担当を分けて効率アップしているのかもしれませんね。
それなら、このサイトはこういうサイトでこのペナルティが適用されているから
ここをまず確認して…と中の人たちが一つずつ対応を分ける必要がなくなりますし、
一回振り分ければ後は機械にお任せで違反確認してもいいわけですし。
まあそうだったとしてもこちらがその日数を把握できる訳でも無いので
やっぱり大人しく待つしかないのですが。

再審査に通過したら(予想)

ガイドライン違反をしていない、もしくは出来る限りの改善をしていると中の人たちが判断し、
再審査に合格しさえすれば、サイトは完全にGoogleさんに許してもらえたということになると思います。
まあ合格したことないから分からないんですけどね!(ちょっとヤケ)

もし再審査に合格した方がいらっしゃいましたら、二度とGoogle帝国の法律に抵触しないように、
ガイドラインをしっかり遵守して慎ましく生きていきましょう。
早く私もそこまで行きたいものです。罪人扱いはもうイヤですーーー(心の叫び)

参考までに:最悪の場合はインデックス削除というペナルティが

上で私も「まさかそんな重罪人になってしまったのか!?」と焦ったインデックス削除。
改めて確認してもちゃんとインデックス登録はされていたので本当に良かったです。
しかし世の中には特に重罪と判断されてインデックス登録が削除されてしまったサイトさんもいるようです。

インデックスとは、Googleさんがサイトを見回りにきてくれて、
「ほー、このサイトはこういう内容なのか、じゃああの単語で検索した時には
このサイトも検索結果に出さないと」と認識、登録してくれることを指します。
Googleさんの手先のロボット(と呼ばれる検索エンジンソフトウェア)が全世界をうろついて
かき集めた索引情報=インデックスです。
一般的なサイトさんであれば、通常はこのインデックスが時間経過とともに増えていきます。
索引の手がかりになるページ情報が時間とともに増えていけば
Googleさんも見回りのたびにインデックスを追加していってくれるからです。

サイトを放置しているので全く情報が増えず、インデックス登録する価値がないと
Googleさんに見なされた場合などはインデックスがどんどん減っていくこともあるようです。
そしてGoogleさんから科せられるペナルティの中で最も重いものがインデックス自体の削除です。

インデックス削除されるとどうなるかというと、Googleさん(と、それに乗っかったyahooさん)で
検索をかけた時に、サイトが一切出てこなくなります。
Google帝国から存在自体を抹消されてしまう訳ですね。
もちろんサイトが消えてしまった訳ではないので、他の検索エンジンでは問題なく出てきます。
しかし、今のご時世、最も権力のある検索エンジンであるGoogleさんに
無視されるというのはかなりツライものがあります。
これだけ重いペナルティを科される方は少ないと思うのですが、万が一にもこんな事になってしまったら
Googleさんのお怒りも尋常ではないと思われますし、再審査に通過するのも
ガイドライン違反をしていないことを確認、更にインデックス再登録の審査ということになるので
合格をもらうのも、より一層大変なんじゃないでしょうか。
悪質なガイドライン違反(自動的に意味不明なテキストを生成するプログラムを使って大量のサイトを作ったり、
他のウェブサイトの内容を無断でコピーして記事を作ったり、
よほど公序良俗に反する内容だったり)をしていない限り、
そうそうインデックス削除の罪状を言い渡されることはないので、
普通のサイト管理者さんは安心していて大丈夫だと思います(´∀`*)

そしてその後、無事再審査に合格した際のお話に続きます
 ⇒【9】再審査合格とペナルティ解除

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