MicrosoftのSurface(サーフェス)は“上っ面”じゃなくて“表面”です

パソコン修理

Surfaceを使う時は破損に気をつけて!

Microsoftが販売している高性能タブレットPCのSurface(サーフェス)
Microsoft Surface

タブレット状態での使用はもちろん、スタンドで画面を立て、キーボードを取り付ければノートパソコン風に使用することができます。
デジタルペンで自由に文字や図画を描くこともでき、出先のお仕事用にも使いやすいのではないでしょうか。

Surfaceシリーズは3までが既に発売されており、Surface 4 が11月12日から販売開始されます。

基本的に持ち運んでの使用が前提の機種なので、カバンの中で他の物にぶつけたり、落としてしまったりでパネルを割ってしまう方が多いように思います。
Surface用の液晶パネルは仕様が新しく、流通も少ないため部品が高価になりがちです。
例えば Surface Pro 2 のタッチパネルが割れた場合は弊社の場合は¥25,000-前後、タッチパネルだけでなく液晶パネルも割れているような場合は¥35,000-前後の修理料金となります。
Surface Pro 3 の場合は更にこの倍程度かかってしまいますので、使っている方は破損に気をつけてくださいね。

(追記)その後のSurfaceの修理料金

2020年現在でのSurfaceシリーズの概算修理料金を一覧にしてみます。

Surface Pro2(液晶交換):¥25,000-前後
Surface Pro2(液晶とタッチパネルの交換):¥32,000-前後
Surface Pro3:¥25,000-前後
Surface Pro3(液晶とタッチパネルの交換):¥35,000-前後
Surface Pro4(液晶交換):¥28,000-前後

ただ、Surfaceシリーズの液晶パネルやタッチパネルは海外からの取り寄せとなります。
新型コロナ感染拡大の影響により海外の物流がとても不安定で、通常は2週間以内に入荷するものが1ヶ月かかったりしています。
そのため、修理ご依頼を頂いてもかなりお待たせしてしまう事がありますので何卒ご了承ください。

Surfaceの名前の由来

Microsoftはタッチパネルに触れて操作する様をイメージして『 表面 』という意味でSurfaceと名付けたようなのですが、私の中では『 上っ面 』という日本語訳のイメージが強く、Surfaceが販売された当初「なんでそんな『 外面良くて中身は無いです! 』みたいな名前を…?」と不思議に思っていました。

それもこれも『 Surface 』と言えば、漫画『 ジョジョの奇妙な冒険 』に登場する間田くんが使うスタンド“ サーフィス(上っ面)”が浮かぶせいです。
“ サーフィス(上っ面)”は木製のポーズ人形のような見かけで、触れた人間そっくりに変身(性格、声、指紋なども全て)できる能力があります。
元ネタはパーマ○のコピ○ロボット。それを悪用してしまう間田くんですが、なかなかゲスい性格(後にちょっぴり改心)なので、人気キャラの多いジョジョの世界では珍しくファンの少ないキャラかもしれません。

更に二番目に『 それじゃあバイバイ 』や さぁ 』を歌っていたアーティストのSURFACE(サーフィス)を思い出します。
最近ではコロコロチキチキペッパーズという芸人さんがコントに『 さぁ 』を使っていてSURFACEが改めて注目されて嬉しい限り。
私はアルバムを今でも聴くくらいSURFACE好きなので解散してしまったのがとても残念です。

と、上のように既に私の中に『 Surface 』という単語で思い浮かぶ確固たるものがあるせいでパソコンでSurfaceと言われても何だかしっくりこない。
私にしっくりこないと言われてもMicrosoftも知ったことではないでしょうが。

でもお客様から修理でお預かりしたSurfaceがとてもカッコ良かったので私も欲しくなったのですが、部品性能が高いバージョンは結構高価(20万弱)で、かと言って安いバージョンでは内部容量が少ないので私には使い勝手が悪いことに気づいて断念しました。

しかもSurfaceを買ったとバレた瞬間、家族にも友達にも
「 上っ面買ったの? 」
「 まじか。コピー機能つき? 」
「 さすがサーフィス、カバーがパー○ンのマントっぽくない? 」
といじられる未来しか見えなかったので諦めました。
くだらない理由ですが、私と同じくこんな理由でSurfaceを購入候補から外す方も結構居るんじゃないかと思うのですがどうでしょうか。

しかもMicrosoftのはサーフェスですが、間田くんもアーティストの方もサ-フィスなので、つい私は「 サーフス 」と呼んでしまって、お客様に「 サーフスですよ 」と訂正される始末。お恥ずかしい。
もし弊社にSurfaceの修理についてお問合せいただくことがありましたら、私が「 サーフィス 」と口走っていても生ぬるい目で見(聞き)逃してください。

せめてMicrosoftの開発担当かつ命名権を持った人の中に日本人が居たらこんな名前にはならなかったんじゃないか…と今更なことを恨めしく思っています。

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