【後で読む エバーノート】Evernoteの使い方

便利な無料ソフトウェア
ネットでWebサイトやニュース記事などを見ていて『時間無くなっちゃったから、とりあえず保存しといて後で読もう!』という時に、Web上やスマホ・パソコンのアプリケーションの中にWebページを保存する【 後で読む 】サービスとして、PocketやEvernoteがあります。
前回 【後で読む ポケット】Pocket for Firefoxの使い方 にてPocketについてお話しましたが、今回はEvernoteをご紹介したいと思います。
Evernoteロゴ

PocketとEvernoteは、どちらも【 後で読む 】機能であることに変わりないのですが、それぞれ出来ることが違うので、ご自分の使い方によってPocketだけ、Evernoteだけ、あるいは両方を併用して使ってみてください。

目次

EvernoteとPocketの違いと使い分け

EvernoteとPocketの大きな違いとして、

Pocket(無料版)はブラウザのブックマークに近く、元ページが変更・削除されればPocketに保存しているページも変更される

Evernote(無料版)は毎月60MBまで無料で永久保存ができるので、容量内であれば元ページを丸ごと保存ができる

という点があります。

そのため、ユーザーによってはPocketとEvernote、どちらが便利なのか、あるいは両方に登録して併用したほうが良いのかも変わってきます。
ざっくり違いを一覧にするとこんな感じ。
EvernoteとPocketの比較
以下に使い方の例をいくつか挙げてみますので、ご自分のネット使用法に合ったEvernoteとPocketの使い方を見つけてみてくださいね。

Pocketの方がいいかも、それか両方を試しに使ってみよう、と思われた方はこちらをご覧ください。
【後で読む ポケット】Pocket for Firefoxの使い方

『 Pocketだけ 』 がオススメの人

ザクザク読むために【 後で読む 】機能さえあれば良いからPocketだけで十分

・とりあえず一時的にWebページを放り込みたい。
・ページの振り分けやタグ分けができれば十分、余計な機能はいらない。
・ブラウザが重くなるのは嫌だ。
・お気に入りページをTwitterとかで共有したいから直接SNS投稿できるPocketの方が便利。

Pocketの方が機能がシンプルな分、ブラウザに掛ける負荷も少なく、動作が軽いように思います。
Webクリッパーを入れると妙にネットの動作が遅くなるなあ…という方は、Webクリッパーではなく、拡張機能PocketとEvernoteアプリの併用をご検討ください。

『 Evernoteだけ 』 がオススメの人

Evernoteでお気に入りページをずっと永久保存したいし、自分で書いたメモも残したい

・SNSに共有とかしないし、Pocketと使い分けるのが面倒くさいからEvernoteのWebクリッパーでいい。
・そんなに自分で撮影した動画貼り付けたファイルとか残さないから無料版の月60MBの容量で足りるし。
・Evernoteはテキストメモの作成とか、リマインダーで予定管理とかもできて便利だし。

こちらはブラウザにWebクリッパーを入れてページを保存した後、PCやスマホにEvernoteアプリを入れて管理するか、Web上のEvernoteで管理するタイプですね。
保存したWebページを資料にして課題をテキストメモで書く、というような方はこちらの方が良いのかも。

『 EvernoteとPocketの併用 』 がオススメの人

Pocketで一旦保存して読んだ後、残しておきたいページはEvernoteで永久保存しておこう

・Pocketでページをサクサク放り込んで読み終わったページの中から保存したいものをEvernoteに送る。
・無料版Evernoteでも月に60MBは永久保存できるし。
・Evernoteで保存したWebページに注釈やハイライトを付けたい。

たまに保存したいページもあるけど沢山じゃないし、たまにブログ記事用のメモ書いたりとかしたいし、でもサクサク放り込みたいからページ保存はPocketで、という方におすすめの使い方です。
最初は少し面倒ですが、慣れれば簡単&便利な上、WebクリッパーとWordPress(このブログを作っているWebプログラム)を同時に開くと結構重くなるので、私はこの『 Pocketで一時保存・Evernoteで永久保存と管理 』という使い方をしています。

『 有料版PocketかEvernote 』 がオススメの人

残したいページが余裕で60MBを超えるから、有料登録して永久保存しよう

・Evernoteの有料版(容量10GBまで、年間5,200円)
・Pocket Premium(容量無制限、年間4,500円)

・高解像度の画像を含む容量の大きなページをまとめて保存したいという方には保存容量が無制限のPocket有料版への登録がおすすめ。
・ただし、有料版Pocketを解約して無料版Pocketに変更すると、保存していたページは順次削除されてしまうとサポートの人が教えてくれたので、 それを考えると有料版Evernoteの方がずっと保存ページが残るらしいので便利ですよね。

毎年この金額が掛かるとなると、別にそこまでしなくてもいいかなあ…と迷うお値段ですね。
たまたま今月は保存したいページが多くて容量が足りない!という時はEvernoteプラス(月額360円)に1ヶ月だけ登録、とかの方がいいのかも。

Evernoteに新規登録する

・メールアドレスとパスワードを登録して使う
・Googleアカウントでログインして使う
Evernote;新規登録
登録が完了したら、どんな使い方をするかによってオススメEvernoteの案内画面が開きます。
どれを選んでもそんなに違いはない&後から使いたいものを選んだりもできるので適当にクリックしてください。
使いたいEvernoteを選択
①パソコン用のアプリケーションソフトとしてEvernoteを入手
②現在使っているブラウザ用の拡張機能としてEvernote Web クリッパーを入手
③Web上でのみEvernoteを使う

このいずれか、あるいは全てを併用することができます。
Evernote;機器端末で同期して使う

それぞれのインストール方法

 icon-hand-o-right パソコン用のEvernoteをインストール
  (保存したページの編集や、自分で作ったファイルを管理する)
 icon-hand-o-right Firefox用の拡張機能Evernote Webクリッパーをインストール
  (ブラウザで見ているWebページを保存する【 後で読む 】機能を使う)
 icon-hand-o-right Web上のサービスとしてEvernoteを使う
  (保存したページの編集や、自分で作ったファイルを管理する)

デスクトップ版 Evernoteをインストール

パソコンのデスクトップ用のEvernoteを使う場合は、インストールファイルをダウンロードしてインストールします。
お使いのブラウザの設定によって、ファイルをダウンロードすると自動インストールが始まる場合と、自分でファイルをクリックして手動インストールしなければならない場合があります。

Windows版 Evernoteのインストールページ
Mac版 Evernoteのインストールページ(Mac App Store)

手動インストールする場合は【 Evernote_(バージョン№).exe 】というファイルをクリック
⇒ウイルスセキュリティが 『 本当にこのフィイル実行して大丈夫? 』 と聞いてきたら【 はい 】
⇒同意事項を確認して 『 同意します 』 にチェックを入れ、【 インストール 】をクリック。
⇒2~5分程度でインストールが終わったら【 完了 】をクリック。
Evernote;デスクトップ版をインストール
デスクトップ画面にショートカットアイコンが作成され、Evernoteが起動します。
【 既にアカウントを持っている場合 】をクリックしてログインしてください。
Evernote;デスクトップ版にログイン

デスクトップ版 Evernoteの使い方

インストール後に初めて起動した時には基本的な操作の説明が表示されます。
練習がてらひとつずつ試してみてください。
Evernoteの仕組み


デスクトップ版 Evernote;最初のノートを作成する

ノート(=テキストや画像のファイル)を作成できます。

基本操作【 ノートを作成 】をクリックするとヒントが表示されるので、【 新規ノート 】をクリックしてみましょう。
デスクトップ版Evernote;ノート作成
ノートの編集ウィンドウが開きます。
ノートブックを複数作成した後であれば、このノートの保存先を『 最初のノートブック 』から変更することもできます。
デスクトップ版Evernote;新規ノートを開く
試しに適当なタイトルと本文を入れてみてください。
画像や動画を挿入することもできます。
作成したノートは随時 自動保存されます。
デスクトップ版Evernote;ノート作成
作成したノートは自分で保存先を変更しない限り、デフォルトの『 最初のノートブック 』フォルダに振り分けられます。
※後から保存先の変更(フォルダ移動)も可能です。
デスクトップ版Evernote;ノート保存

デスクトップ版 Evernote;ノートブックを作成

ノートブックとは、自分で作ったノートや、保存したWebページをまとめて保存する冊子ファイルのようなもの。
パソコンやスマホで言うところの保存フォルダですね。

基本操作【 ●ノートブックを作成 】をクリックするとヒントが表示されるので、【 ノートブック 】をクリックしてみましょう。
デスクトップ版Evernote;ノートブック作成
ノートブックにマウスカーソルを合わせて【 + 】をクリック。
作りたいノートブックの名前を入力して【 OK 】。
デスクトップ版Evernote;ノートブック作成2
ここでは例として 『 ニュース 』ノートブックを作成してみました。
ノートブック一覧に追加されていますね。
デスクトップ版Evernote;ノートブック作成3

デスクトップ版 Evernote;ノートブックの名前を変更・削除する

ノートブックを右クリック
⇒メニュー内の【 名前を変更 】や【 削除 】をクリックするだけ。
デスクトップ版Evernote;ノートブック名前変更
ここでは『ニュース』というノートブックの名前を『自作ノート』に変更しています。

デスクトップ版 Evernote;保存先ノートブックを変更(ファイル移動)する

一度保存したページの保存先ノートブックを変更したい時は、移動したいノートやページを右クリック
⇒【ノートブックに移動】
⇒移動先ノートブックを選択
⇒【移動】でノートを移動させることができます。

同じ右クリックメニューでノートのコピーもできます。

デスクトップ版 Evernote;Webページをクリップ保存

基本操作【 ●Webページをクリップ保存 】をクリックすると、ブラウザが起動し、WebサービスのEvernote(Webクリッパー)のインストールを促すページが開きます。

Webクリッパーのインストール方法や使い方については下記の拡張機能【 WEBクリッパー FOR FIREFOX 】をインストールの項目をご覧ください。
デスクトップ版Evernote;Webページをクリップ保存
Webクリッパーをインストールした後、ブラウザのツールバーの中にあるWebクリッパーのアイコンをクリックして、ページをクリップ(ページを保存)し、保存後にページタイトルをクリックして開くと、デスクトップ版の基本操作説明【 ●Webページをクリップ保存 】にもチェックが入ります。
デスクトップ版Evernote;Webページをクリップ保存2

デスクトップ版WebクリッパーによってPCの動作が遅くなる時は

デスクトップ版のEvernoteを起動させると、自動でWebクリッパーも起動します。
それによって稀にですが、PCの動作やブラウザのページ遷移が遅くなってしまうことがあります。
そんな時は
タスクマネージャーからWebクリッパーのファイルを表示させる
 ⇒タスクマネージャーでWebクリッパーを終了させる
 ⇒Webクリッパーのファイルを削除
 ⇒Evernoteを再起動
 ⇒自動でWebクリッパーを再インストール
この手順で改善されることがあるのでお試しください。

Webクリッパー再インストール手順
デスクトップ画面の一番下、タスクバーの余白部分を右クリックし、
タスクマネージャーを起動させます。
タスクマネージャーを開く
①【 プロセス 】タブ
②EvernoteClipper.exeを右クリック
③【 ファイルの場所を開く 】でEvernoteクリッパーの入っているフォルダを開く
④EvernoteClipper.exeの【 プロセスの終了 】でクリッパーの動作を停止
タスクマネージャーからWebクリッパーを停止
さっき開いたフォルダからEvernoteクリッパーの実行ファイルを探して、右クリックして【 削除 】。
タスクマネージャーからWebクリッパー実行ファイルを削除
そして再度デスクトップ版Evernoteを開くと自動でEvernoteクリッパーだけをインストールし直してくれます。

デスクトップ版 Evernote;画面の操作

ここまでの初期の操作説明でもおわかりいただけたかと思いますが、デスクトップ版のEvernoteは基本的な機能をホーム画面からサクッと操作できるようになっています。
Web版のEvernoteよりも操作が分かりやすく、動作も速いような気がするので、PCをお持ちの方はこのデスクトップ版をメインで使っていただくと使いやすいかと思います。
Evernoteデスクトップ版;ホーム画面の操作

ツールバーのカスタマイズ

ツールバーに表示させるメニューや順番をお好みで追加・変更することができます。

上部メニューの【 ツール 】
⇒【 ツールバーをカスタマイズ 】
⇒使用したいアイコンボタンをドラッグ&ドロップで配置。
  (ドラッグ=マウスでクリックしたまま引っ張る、ドロップ=そこでマウスを離す)
Evernoteデスクトップ版;ツールバーのカスタマイズ

保存したページのテキストを編集する

保存したWebページの任意の箇所を選択すると、ハイライトや太字の指定ができます。
また、本文や画像の削除・編集も可能なので、自分で注釈やメモを入れることも可能。
Evernoteデスクトップ版;テキストにハイライトを入れる

拡張機能【 WEBクリッパー FOR FIREFOX 】をインストール

各ブラウザ(Internet ExplorerやSafariやGoogle Chromeなど)にEvernoteの拡張機能・WEBクリッパーをインストールすれば、クリックするだけでWebページをEvernoteに保存することが出来ます。

ここでは例としてFirefox用の【 WEBクリッパー FOR FIREFOX 】を入手してみます。

インストール前のご注意

拡張機能としてのEvernote(Webクリッパー)を使用すると、稀に異常にブラウザの動作が遅くなることがあります。
私もPocketも入れているせいなのか、WordPressを常時動かしているせいなのかWebクリッパーを入れるとかなり重くなります。

一度削除して再インストールすると改善されることがあるのでお試しください。
もし再インストールしてもダメなら、既に入れている他の拡張機能と競合している等の可能性があります。
残念ですがひとまずブラウザのツールバーでEvernoteを使うのは諦めて、拡張機能を削除し、Pocketの使用を検討してみてください。
PocketでWebページを保存して、Evernote(Web版・デスクトップ版)で管理するといった使い方もできます。

インストールの手順

Evernote新規登録後のページから【 WEBクリッパー FOR FIREFOXをダウンロード 】をクリックするか、
もしくは【 WEBクリッパー FOR FIREFOX 】に直接アクセス。
⇒Firefoxのアドオンページが開くので【 + Firefoxへ追加 】をクリック。
⇒インストール許可を求めるポップアップが出たら【 インストール 】をクリック。
⇒インストールが完了すると、クイックスタートが開き、
Evernoteの簡単な使い方の説明を見ることができます。
Evernote Webクリッパー FOR FIREFOX:インストール


Firefox以外のブラウザでWEBクリッパーを使う

Chrome、Safari、Internet Explorer(version7 以降)、Operaなど、Firefox以外のブラウザでも勿論WEBクリッパーを使うことができます。
WEBクリッパーのダウンロードページにアクセスすると自動でお使いのブラウザが判別されます。

Evernoteを入れてブラウザの動作が遅くなった時は

拡張機能としてのEvernoteを使用すると、稀に異常にブラウザの動作が遅くなることがあります。
一度削除して再インストールすると改善されることがあるのでお試しください。
もし再インストールしてもダメなら、既に入れている他の拡張機能と競合している等の可能性があります。
残念ですがひとまずブラウザのツールバーでEvernoteを使うのは諦めて、拡張機能を削除し、Pocketの使用を検討してみてください。

拡張機能の削除方法:Firefoxの場合

Firefox画面右上のメニューボタンをクリック⇒【 アドオン 】⇒【 削除 】。
Evernote拡張機能の削除方法:Firefox

再インストールしても象のアイコンが表示されない時は

一度WEBクリッパーをアンインストールし、再度インストールした時に本来Firefoxのツールバー内に表示されるEvernoteのゾウさんアイコンが表示されないことがあります。

上部メニュー【 表示 】⇒【 ツールバー 】⇒【 カスタマイズ 】をクリック。
Evernote;WEBクリッパーアイコンの再表示
象アイコンをドラッグしてツールバーの中へ入れます。
Evernote;WEBクリッパーアイコンの再表示2
アイコンを置いたら【 カスタマイズを終了 】をクリック。
Evernote;WEBクリッパーアイコンの再表示3

これでもアイコンが再表示されない場合は、もう一度WEBクリッパーをアンインストールし、パソコン自体を一度シャットダウンしてから再度起動して、インストールし直してみてください。

WEBクリッパーの使い方

簡単にWebページの保存ができるWEBクリッパーの使い方をご説明します。
※以下はFirefoxでの操作画面ですが、いずれのブラウザでも使用方法自体は変わりません。

Webページを保存する

まずはWEBクリッパーのメイン機能である、Webページの保存を使ってみましょう。

Webクリッパー使用上のポイント

ポイント①
Evernoteを使ってページを保存したり、タグ付けをしたりしても、そのWebページの作成者(サイト運営者)にあなたの情報が伝わることはありません
試しにこのブログ記事をEvernoteに入れたり削除したりしていただいて大丈夫ですので、お試し練習に使ってみてください。

ポイント②
ログイン状態の保持をしていない(都度ログインする設定にしている)方はアイコンをクリックするとEvernoteログイン画面が開くので、ログインすればページが保存されます。
※ログインしていない状態だとゾウさんアイコンに赤いマークがついています。
※緑のマークが出ている時はページ保存可、あるいは保存中という意味です。

ツールバーのアイコンから保存

保存したいページをみつけたら、ツールバー内Webクリッパーのゾウさんアイコンをクリック、次に【 保存する 】ボタンをクリックするだけ。
Evernote;Webページを保存する
記事;本文のみ(トップ画像やサイドメニューを省いて)保存
簡易版の記事;現在ウィンドウに表示されている範囲を保存(ほぼスクショ)
ページ全体;ページを丸ごと保存
ブックマーク;ブックマークとしてURLを保存
スクリーンショット;現在ウィンドウに表示されている範囲、もしくは自分で選択した範囲を画像として保存

右クリックで保存

保存したいページの適当な箇所で右クリックして、メニュー内のEvernoteから保存できます。
Evernote;右クリックでWebページを保存する
ページ全体をクリップ;ページを丸ごと保存
ブックマークをクリップ;ブックマークとしてURLを保存
スクリーンショットをクリップ;現在ウィンドウに表示されている範囲を画像として保存

保存先のノートブックを指定して保存

あらかじめEvernoteでノートブックを作っておけば、どのノートブックに保存するかを指定しての保存ができます。

Evernoteにログイン
⇒左メニュー【 ノートブック 】
⇒右上の【 ノートブックを作成 】をクリック。
ノートブックの名前を決めて【 ノートブックを作成 】で新しいノートブックが追加されます。
Evernote;ノートブックを新規作成

一度作成したノートブックの名前を変更したい時は

ノートブック一覧を開き、変更したいノートブックをクリック
⇒ノートブック情報(i)をクリック
⇒情報を変更して【 保存 】。
  ※主にこのノートブックにページを保存したい、という場合は【 規定のノートブックとして設定 】にチェックを入れておいてください。
Evernote;ノートブックの名称変更

Web上でEvernoteを使う

インターネット上でEvernoteを使う場合は特にダウンロードやインストールの必要はありません。
Evernote トップページにアクセスして、メールアドレスとパスワードでログインすればOKです。
WebサービスのEvernote;ログイン
ログインするとEvernoteのホーム画面が開きます。
一番最初はノートが開いた状態かと思うので、ひとまず右上の【 キャンセル 】をクリック。
WebサービスのEvernote;ノートを閉じる
基本的な操作の説明が表示されるので、①から順番に試してみましょう。
WebサービスのEvernote;基本操作

最初のノートを作成する

試しに適当なタイトルと本文を入れてみてください。
作成したノートは自動保存されます。
WebサービスのEvernote;ノート作成
左メニュー内の【 + 】をクリックすると、新しく次のノートを作成することができます。
WebサービスのEvernote;ノート新規作成

うっかりどこかクリックして基本操作の項目が出てこなくなったら、Evernote トップページから入り直してみてください。
WebサービスのEvernote;基本操作の続き

リマインダーを設定

リマインダーとは、予定通知や備忘録のこと。
Evernoteでは、単純に予定を入力管理したり、登録したメールアドレスやスマホやパソコンのアプリ上であらかじめ登録しておいた予定を忘れないように通知してくれたりといった機能があります。
WebサービスのEvernote;リマインダー説明
試しにリマインダーを使って予定を入力してみましょう。

左メニュー内の【 + 】をクリックしてノートを新規作成。
⇒予定内容を入力して、左上の時計アイコンをクリック。
⇒【 通知する 】をクリックして、日付や時間を編集。
WebサービスのEvernote;リマインダーの使い方
後から日時や内容の変更、削除も可能です。
WebサービスのEvernote;リマインダーの変更・削除

スマホとパソコンにデータを同期

パソコン用、もしくはスマホ用のEvernoteアプリをインストールすると、
・保存しているノートの同期(どちらでも同じ内容の閲覧や編集ができる)
・リマインダーで設定した予定のメール通知やポップアップ通知 など
更に便利にEvernoteを使うことができます。
WebサービスのEvernote;PCやスマホと同期

アカウントの管理

ホーム画面の左下、アカウントのアイコンをクリックすると、現在のプランや使用容量、各種設定の確認ができます。
ちなみにこのアカウントのアイコンは、自分のユーザーアカウント名称の頭文字になっているのでAだったりCだったり5だったりするはず。
Evernote;アカウント管理1

それぞれの項目を確認して、メールニュースの要・不要などをお好みに合わせて設定してください。
Evernote;アカウント管理2

保存容量のリセット日について

無料版Evernoteで月間アップロード容量(保存できるデータ容量)である60MBは1ヶ月経過でリセットされ、また新たに60MB分が保存できるようになります。

容量のカウントがリセットされる日付は毎月1日ではなく、自分がEvernoteアカウントを取得した日が基準になります。
3月3日に新規登録したなら、初めてリセットされる日は4月3日、その次は5月3日ですね。
Evernoteの保存可能データ容量リセット期日
 ※データ容量の制限について、より詳しくはこちらをご覧ください。
 Evernoteヘルプ【 アップロード容量に関して 】
 Evernoteヘルプ【 プランごとの容量制限 】

有料版Evernoteにアップグレード

・今月は色々保存しすぎちゃって容量が足りないから1ヶ月だけ有料登録しようかな
・しばらくEvernoteにいっぱいファイル保存したいから年間登録しよう

Evernoteを無料版から有料版にアップグレードする場合、選べるプランは【 プラス 】と【 プレミアム 】の2つ。
Evernoteの有料プラン比較
プレミアム限定の
・PDF内の文字を検索
・名刺をスキャンしてデジタル化
といった機能は、ビジネスでEvernoteを使う方にかなり便利じゃないでしょうか。

有料版の詳細についてはこちらをご覧ください。
有料版Evernoteについて
Evernoteヘルプ:各プランの比較

連携サービス 『 IFTTT 』 でPocketとEvernoteを連携してページを送る

Webクリッパーが重いので、Webページの一時保存にはPocketを使って、永久保存したいページだけPocketからEvernoteに送りたい
そんな時には、連携サービス『 IFTTT 』に登録してページを送るという方法があります。

『 IFTTT(イフト) 』 とは

IFTTTは 『 If This Then That(もしアレをしたら、コレをこうする) 』 の略。
個人や企業が皆のために作成して公開してくれている『 レシピ(アプレット) 』という『 もしアレをしたら、コレをこうする 』 プログラムを公開しているサイトがIFTTTです。
今回はPocketとEvernoteの連携を行うプログラムをご紹介しますが、他にも様々な連携が公開されています。

◆Twitterで画像付きの呟きを♥お気に入り♥したら、自動でiPhoneのカメラロールに画像を保存
◆Instagramに画像をポストしたら、自動でDropboxにバックアップ保存
◆Gmailで受信メールに★スター★を付けたら、自動でEvernoteにそのメールを保存

というように、普段から使うサイトやアプリが決まっている方にとってかなり便利な連携が色々あります。
他にも使ってみたいなーという方は、IFTTTサイトで検索したり、オススメIFTTTを紹介しているサイトさんを探してみてくださいね。

私のおすすめIFTTTアプレットはこちら
【IFTTT(イフト)の使い方】 このアプリでコレしたら、自動的にあのアプリでアレする

『 IFTTT 』 に登録、Evernote&Pocketと連携

まず IFTTT新規登録しましょう。

IFTTT にアクセス
⇒画面右上の【 Sign up 】をクリック
⇒メールアドレスとパスワードを入力して【 Sign up 】ボタンをクリック
⇒登録完了したら、上部メニューの【 Search 】をクリック。
IFTTT;新規登録

無事に登録・ログインが出来たら、EvernoteでIFTTTの連携を許可します。

上部【 Search 】をクリックして検索ボックスに『 Evernote 』 と入力
⇒『 Services 』 に表示されるEvernoteをクリック。
IFTTT;Evernoteをsearch
【 Connect 】をクリック
⇒IFTTTをEvernoteに連携しても良いか、許可を求められます。
⇒許可期間を選択(1日~1年間)して【 承認する 】をクリック
IFTTT;Evernoteに連携許可
※承認が上手くいかない、エラーが出るという時は改めて承認ページにアクセスして【 承認する 】をクリックしてみてください。

次は同じ手順でPocketとの連携を許可します。

上部メニュー【 Search 】
⇒Pocketを検索
⇒『 Services 』 に表示されるPocketをクリック
⇒【 Connect 】をクリック。
IFTTT;Pocketとの連携
IFTTTをPocketに連携するため【 認可 】をクリックして完了です。
IFTTT;Pocketとの連携を許可

こうしてEvernoteとPocket、両方の連携許可ができたら、今度はIFTTT内で『 Pocket内のページをEvernoteに送る 』プログラムを探します

Pocketが公式提供しているIFTTTプログラムには
Pocketでお気に入り(★)に入れたページを自動でEvernoteに送るプログラム 等があります。

また、個人の作者さんが公開してくれているプログラムに
・Pocketに入れた記事を全て自動でEvernoteに送るプログラム
・Pocketでアーカイブに入れたページを自動でEvernoteに送るプログラム 等があります。

どれでもお好みで使っていただいて良いのですが、ここでは例としてPocketでお気に入り(★)に入れたページを自動でEvernoteに送るプログラムを登録してみます。

Pocketでお気に入り(★)に入れたページを自動でEvernoteに送るプログラム(アプレット)の使い方

プログラム名は Automatically save links to your new Pocket favorites in Evernote 。
新しくお気に入りに入れたページを自動でEvernoteに保存する、という意味ですね。

上部メニュー【 Search 】から『 Evernote Pocket 』 のキーワードで検索するか、直接 プログラムページ にアクセスしてください。
IFTTT;Pocketのお気に入り記事をEvernoteに送るプログラムを探す
アプレットの【 Turn on 】(オンにする)をクリックして有効化しましょう。
IFTTT;automatically-save-links-to-your-new-pocket-favorites-in-evernoteを有効化
次にこのアプレットの設定画面が開きます。
特に変更がなければそのまま【 save 】をクリックして完了です。
IFTTT;Evernote連携完了

アプレットの設定を変更したい時は

アプレットのConfigure(設定)画面で、保存先ノートブックの名称の変更等が可能です。

①上部メニューの【 My Applets 】をクリック
②アプレットをクリック
③【 Configボタン(歯車のアイコン) 】をクリック。
IFTTT設定1
特に変更したい箇所が無ければそのままで大丈夫です。
IFTTTコンフィグ画面

こちらの画像はNotebook (optional)項目で、ノートブックの名称を変更した例です。
デフォルトの『Pocket Favorites』から『Pocket』に、更に『From Pocket』にしたのでPocketから送られてくるページの保存先が3冊ある状態になっています。
別のノートブックに保存するようになったら、旧ノートブック内のページを新ノートブックに移動させ、 旧ノートブックを削除しておきましょう。
Applets;ノートブック・Pocket Favorites

実際に使ってみる

それでは実際にPocketに保存してあるページを『 お気に入り 』に入れてEvernoteに保存されるか確認してみましょう。
Automatically save links to your new Pocket favorites in Evernote使い方
◆早ければ1~3分ほどで反映されますが、最長で1時間ほど掛かることもあるようです。
◆上手く反映されずにEvernoteでエラーが起きたり、真っ白になったりした時は、一度ブラウザを閉じてから再度 Evernote Web にアクセスしてみてください。

スマホでPocketから保存したページをEvernoteに送る

上ではパソコン上での操作をご説明しましたが、スマホアプリのPocketを使えば、共有ボタンからEvernoteにページを共有できます。
PocketからEvernoteにページを送る方法
この共有ボタンをWeb版にもつけてもらえれば話は早いんですけどね。

専用アドレス宛のメールでEvernoteに画像を保存する方法

Evernoteの自分専用アドレス宛に添付ファイル送信することによって画像保存(新しいノートを作成)することもできます。
まずEvernoteのページ追加専用アドレスを確認しましょう。
※ユーザーごとに送信先アドレスは異なるのでご注意ください。

デスクトップ版Evernoteでページ追加専用アドレスを確認

Evernoteを起動して上部メニューの【ツール】⇒【アカウント情報】をクリック。
真ん中あたりに、あなた専用の送信先アドレスが表示されます。
Mac の場合は、あなたのユーザ名をクリックして【 アカウント情報 】をクリックすると表示されます。

基本的には【 ユーザー名とランダムな英数字@m.evernote.com 】 となっているはずです。
デスクトップ版Evernoteでページ追加専用アドレスを確認

Web版Evernoteでページ追加専用アドレスを確認

Evernoteにログインして、ホーム画面左下のアカウントアイコンをクリック
⇒【 設定 】をクリック
⇒アカウント情報ページの下部に送信先アドレスが表示されます。
Web版Evernoteでページ追加専用アドレスを確認
こちらもデスクトップ版と同じアドレスで【 ユーザー名とランダムな英数字@m.evernote.com 】となっているはず。

Evernoteにメールで送る

宛先を自分専用アドレスにして、●●@m.evernote.com、添付ファイルとして画像を付けて送信するだけです。
画像を複数添付しても大丈夫です。


件名に【ノートのタイトル】【追加先ノートブック】【付けたいタグ】を記載して送信することもできます。
特に追加先ノートブックを指定しなかった場合は、デフォルトに指定しているノートBookに追加されます。
※細かな注意点についてはEvernoteヘルプのメールでEvernoteに追加する際のTips をご覧ください。

追加されるとこんな感じ。
Evernoteにメールで画像を保存したら

タイトルとURLをコピーしました