エックスドメイン⇒さくらインターネットにWordPressを移行してSSL化(1)サーバー契約

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無料の運営を諦めるしかない?

Xdomain(エックスドメイン)の無料サーバーを借りて無料ドメインを取得し、
WordPressをインストールしてサイトを作っていたのですが、
そちらもそろそろSSL化(HTTPS化)しないと、と考えたのですが
結論から言うと、

 icon-smile-o 個人の趣味サイトだから完全に無料でWordPress運営したいし、
 SSL化は諦めて無料エックスドメイン&無料エックスサーバーのままで

 icon-smile-o 今後のためにもSSL化は必須!趣味だからこそお金を掛けるんじゃ!という方は
 有料ドメイン&有料サーバーを新規契約してWordPressデータをコピー移行し
 元URLから新URLへリダイレクト設定でお引越し

このどちらかを選ぶしか無いみたいです。

そもそも
・エックスドメインの無料ドメイン&無料サーバーではSSL化はできない
 (エックスドメインの無料サーバーではSSL証明書が設定できない)

・無料ドメインを他社サーバーに移管できない
 (『●●●.wp.xdomain.jp』のドメインは他社レンタルサーバーで動かせない)

・現在WordPressを動かしているドメインをそのまま有料ドメインに移行もできない
 (サーバー側でWordPressドメインの情報を書き換えられない)

・エックスドメインでもう一つ有料で独自ドメインを取得して
 WordPressデータを丸ごとコピーして動作させることはできる
 (その場合はサイトURLが変わる事になるのでリダイレクト等の設定が必須)

ということのようです。
まさかそのままの有料移行もできないとは思わなかったので
この結論に辿り着くのに時間がかかってしまいました。

というわけで、有料ドメイン&有料サーバーにお引越ししてSSL化する手順をご説明します。
まずこの記事では、SSLサーバー証明書の説明と、さくらインターネットの契約手順から。



 目次 

SSLサーバー証明書とは
  ∟無料SSL証明書と有料SSL証明書
  ∟Let’s Encryptの無料SSL証明書を利用できる場合

さくらインターネットと契約する
さくらのレンタルサーバー契約
  ∟料金の支払い方法
  ∟確認メール
  ∟無料期間と支払い期限
  ∟無料期間の間にもサーバー使用は可能
さくらの独自ドメイン契約
  ∟(※1)ドメインの登録者
  ∟支払い方法と利用開始可能時期
  ∟ドメイン情報(WHOIS情報)の確認


SSLサーバー証明書とは

SSLサーバー証明書(別名:TLS証明書)。
SSLとはSecure Sockets Layerの略で、ネット上のデータのやり取りを
暗号通信化して送受信する仕組みのこと。

サイトのフォームに入力した個人情報やクレジットカード番号などがうっかり漏れないように
ちゃんと暗号化して安全にデータを扱っていますよ、という証明書をサーバーから発行して、
自分のドメインに登録しておくことで、このドメインの管理者はちゃんと実在していて、
怪しい詐欺サイトではないと思いますよ、という身元保証代わりをしてくれるものです。

この証明書を登録しておくことで、ブラウザからも『まあ安全なサイトなんじゃない?』と
認定してもらって、URL欄(アドレスバー)に緑の鍵マーク等の保護マークが付くようになります。
セキュリティの鍵マーク

無料SSL証明書と有料SSL証明書

SSL証明書には以下の3つが存在します。
 icon-lock 認証レベル1:ドメイン認証(個人で取得可能。取得が簡単で、無料の証明書もある)
 icon-lock 認証レベル2:企業認証(企業として登記されているかどうか確認の上で発行される)
 icon-lock 認証レベル3:EV認証(審査があり、最もセキュリティレベルが高い。企業名がURL欄に表示される)

個人で無料ドメインを借りてサイト運営している場合は
認証レベル1(ドメイン認証)しか取得することができません。
逆に銀行などの安全性が特に重視されるサイトであればレベル3になっていることが多いですね。

レンタルサーバーと契約して(レンタル料金を払って)いる場合は
サーバー側が簡単にSSL証明書の発行と設定をできるメニューを用意してくれていますが、
無料サーバー契約を結んでいる場合には自力でSSL証明書の発行申込みを行わなければなりません。

有料(年間契約)の証明書を発行してもらうか、
無料でLet’s Encryptの証明書を発行してもらうか。

しかしエックスドメインはLet’s Encryptの証明書を設定できない
(自力でLet’s Encryptの証明書を取得したとしても、それを
サーバーに自分で設定できるメニューを開放してくれていない)ので、
可能なのは有料のSSL証明書を取得・設定する方法だけです。
そこでSSL証明書にお金払うくらいなら、有料レンタルサーバー借りて
サーバーから普通にSSL発行してもらったほうが簡単だし管理も楽なので、
有料サーバーに乗り換える以外の選択肢が無い気がします。

そのままエックスサーバーの有料版に移行するか、
他社サーバーと契約してエックスドメインを置くかですね。

PC閲覧であれば広告表示も無く、滅多に障害も起きないし、
エックスサーバーも気に入っていたのですがこうなれば仕方ない、ということで
さくらのレンタルサーバーに移動してみます。

Let’s Encryptの無料SSL証明書を利用できる場合

エックスドメイン以外の、サーバー設定を自分でいじれる無料サーバーを借りている方は
SSL証明書を無料発行してくれるLet’s Encryptという認証局に申し込んでみるのも良いかと思います。

Let’s Encryptにアクセスして設定スタート。

お使いのサーバーがSSH(セキュアシェル)に対応している場合は
『 With Shell Access 』 の項目内の【 Certbot 】から設定できます。

お使いのサーバーがSSH(セキュアシェル)に対応していない場合は
『 Without Shell Access 』 の項目にあるとおり、簡易設定がサポートされていないため、
マニュアル(手動)モードから行うのでちょっとややこしいですね。


さくらインターネットと契約する

先にサーバー契約しておかないとWordPressの移行作業ができないので、
まずはさくらインターネットとのサーバーとドメイン契約から。


さくらのレンタルサーバー契約

さくらのレンタルサーバーのページから申し込みます。
プランも色々なので、サイトでやりたい事やデータ量によって選んでください。
今回はお手頃かつWordPressが使えるスタンダードプランを選んでみます。
さくらのレンタルサーバー・スタンダード

お好みの初期ドメイン名を入力してください。
後で独自ドメインを別途取得し、そちらがメインのサイトURLになるので、
この初期ドメインはなんでも構いません。

任意の英数字を入力すると自動で利用可能か確認してくれます。
さくらのレンタルサーバー・初期ドメイン
これまで さくらインターネットを利用したことが無い場合は
【 新規会員登録 】から登録を行います。
さくらのレンタルサーバー・会員登録

料金の支払い方法

支払い方法は
 icon-jpy クレジットカード
 icon-jpy 銀行振込
 icon-jpy 請求書払い(コンビニ・ゆうちょ銀行)
があります。

また、初回請求は上記の3つの支払い方法から選択になりますが、
2回め以降の支払いは、後ほど自分の会員ページから手続きして口座振替にすることも可能です。

支払い方法と合わせて、月額料金(515円)を月ごとに支払うか、
年間料金(5,142円)を一括で支払うかを選択。
いずれも初期費用の1,029円が初回請求の際のみ加算されます。
なので年間一括の場合は初回に支払う金額は6,171円、翌年からは毎年5,142円になります。

確認メール

会員登録と申込みが完了すると確認メールが届きます。
会員IDや契約内容などの大事な情報が記載されているため、
うっかり削除しないように保護メールにしておくか、
印刷して内容を失くさないように注意しておいてください。

また、クレジットカードで支払った場合はすぐに入金確認メールが、
銀行振込を選択した場合は大体1時間以内に振込先口座のメールが届くので
そちらも合わせて確認しておきましょう。

無料期間と支払い期限

無料期間が2週間付いているプランの場合、
申込みから2週間の間は支払いをしなくてもサーバーをお試しで使えます。

例えば15日に契約申込みをしたら、29日が支払い期限日となります。
29日までに料金を支払えばそのまま正式契約となり、サーバーを使い続けることができます。

とはいえ、うっかり支払いを忘れて契約取り消しになったら切ないので
忘れない内に早めに支払いをしておきましょう。
支払期限日の1週間後までに入金確認できなければ契約は取り消されます。

無料期間の間にもサーバー使用は可能

無料期間、つまり支払いと入金確認が完了する前の状態でも普通にサーバーを使用することができます。
ただし、ドメインの追加や移管はできないので、WordPressデータの移行をしつつ、
早めに支払いを行って全ての作業ができる状態にしましょう。
さくらのレンタルサーバー・入金確認
クレジットカード支払いの場合は即時入金確認されます。
銀行振込の場合は銀行の営業時間内であればほぼ当日中、
15時以降の振込だと、大体翌日の午前中に入金確認されます。
コンビニ払い等はもっと時間がかかるので、
お急ぎの場合はクレジットか銀行振込を選んでくださいね。


さくらの独自ドメイン契約

レンタルサーバーの契約が完了したら、そのまま表示されるドメイン契約の
おすすめメッセージから進むか、さくらの独自ドメインのページから申し込みます。

使いたいドメインを検索して、取得可能(誰にも使われてない)かどうかを確認します。
年間1,852円で取得できる 『 .com 』か『 .net 』 あたりがオススメ。
さくらの独自ドメイン検索
取得可能であればそのまま【 取得する 】
⇒ログインして【 同意する 】にチェックを入れて【 次へ 】。
さくらの独自ドメイン取得
ドメインの登録者(所有者)の名前を入力して【 次へ 】。
基本的に本名でもハンドルネームでも何でもOKですが例外もあるため、
入力前に下記の(※1)ドメインの登録者の項目を合わせてご確認ください。
ドメインの登録者情報
契約内容を確認して【 お申し込みを行う 】をクリックすれば完了です。
独自ドメイン申込
『 お申込受付完了のお知らせ 』 というメールが届くので内容を確認しておきましょう。
また、【 会員メニューへお進みください 】をクリックすると契約ドメインの確認ができます。
独自ドメイン申込完了

(※1)ドメインの登録者

ここで入力したドメイン登録者名は、WHOIS情報(ドメインの所有者情報)として
第三者に検索・表示される状態になります。

そのため、基本的に個人サイトの場合は本名は入力しない
(個人情報を全世界に向けて晒さない)ように注意してください。
逆に店舗や企業のサイトであれば、きちんと正式な社名で登録しておかないと信用が下がります。
うっかり本名を入れちゃった方も、後から変更できるので焦らなくても大丈夫。
サイトを公開する前に名前変更しておきましょう。

ただし汎用JPドメイン(『 .jp 』)の場合、より信頼性のある日本のドメインということで
基本的に偽名での登録を認めていません。
Whois情報公開代行サービスを使うか何かしないと多分そのまま本名が表示されるのでご注意を。

支払い方法と利用開始可能時期

サーバーの支払い方法と同じく
 icon-jpy クレジットカード
 icon-jpy 銀行振込
 icon-jpy 請求書払い(コンビニ・ゆうちょ銀行)
があります。

また、初回請求は上記の3つの支払い方法から選択になりますが、
2回め以降の支払いは、後ほど自分の会員ページから手続きして口座振替にすることも可能です。

ドメイン使用料の支払い方法をクレジットカードにした場合は申込と同時に支払い、
数時間でドメインが使用できる状態になります。

請求書郵送でコンビニやゆうちょ銀行で支払う場合は、郵送に数日、
そこから支払いと入金確認となるため更に日数がかかります。

銀行振込の場合は、支払期限は基本的に2週間。
支払期限日の1週間後までに入金確認できなければ申込が取り消されます。
例えば15日に契約申込みをしたら、29日が支払い期限日となります。
申込み完了のメールが来てから、大体30分~1時間ほどで振込先口座等を記載したメールが届き、
銀行の営業時間内に振込めばほぼ当日中、
15時以降の振込だと、大体翌日の午前中に入金確認されます。

ドメイン情報(WHOIS情報)の確認

さくらインターネット側で入金が確認できた後、ほとんどの場合は
すぐにドメインが使用可能になった旨のメールが届きます。

メールに記載されたURLをクリックするか、会員メニューからドメイン情報を開きます。
ドメイン情報
上の (※1)ドメインの登録者 でもご説明したとおり、
ドメインの所有者名は第三者に公開されます。
ドメインの使用開始前にWHOIS情報を見て、自分の本名を入れてしまっている場合は
ハンドルネームに変更しておきましょう。
WHOIS情報
また、WHOIS検索などのサイトで自分のドメインを検索して、
ドメイン情報の中ほどにある 『 Registrant Name(登録者名) 』 の欄が
どう表示されているかを一度は確認しておきましょう。


ドメインをサーバーで使えるようにする

契約が完了して、独自ドメインを取得した後は、
そのドメインをどのサーバーで動かすかの 『 ゾーン設定 』 を行います。

サーバーコントロールパネルにログイン
⇒左サイドメニュー【 ドメイン/SSL設定 】
⇒【 新しいドメインの追加 】
⇒自分の取得したドメイン名を選択して【 送信する 】
⇒もう一度【 送信する 】
⇒最終の確認画面で【 送信する 】。
さくら独自ドメインのゾーン設定
ドメインの追加完了画面が出たら【 詳細設定にすすむ 】をクリック。
独自ドメインの追加完了
ドメインの詳細設定で 『 マルチドメインとして使用する 』 に
チェックが入っていることを確認してください。
ドメインの詳細設定はサーバーコントロールパネルの【 ドメイン/SSL設定 】からも行えます。
ドメインの詳細設定

また、後ほどこのドメイン詳細設定からマルチドメインの対象のフォルダ指定を行うため、
この画面を開いたままにしておくと便利です。




それでは次に、現在エックスドメインで運営しているWordPressのデータを
エックスドメイン側のサーバーからダウンロードして、
さくらのレンタルサーバー側にアップロードします。
 icon-arrow-circle-right (2)データをアップロード

 良かったら押してみてください♥

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