applica.info(株式会社whales)による著作権侵害について

   2019/02/28   icon-clock-o読了時間:約14分23秒

ある日、自サイトの記事ページに変なリンクが貼られている事に気づきました。
リンク元のURLはこちら。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1T3UOBUiGdesT-Crx91yjIkSpIWsoEEKWB1ON0eEcYzE
Googleドキュメントという、テキスト文書ファイルや画像ファイルを
Web上で編集・保存できるクラウドサービスのURLです。
インターネット上で誰でも閲覧ができる状態で公開されていたので
中身を見たところ、WEB記事のライター(執筆者)に対して
不正記事を書くことを指示する文書でした。


 目次 

著作権侵害記事の作成を指示する文書
著作権侵害の内容
applica.infoの運営企業
amazonaws.com からのアクセスを拒否する
  ∟WordPressサイトの場合
  ∟.htaccessファイルを使う場合
  ∟IPアドレスを記述する場合
当サイト以外で被害に遭っていると思われるサイト様
株式会社whalesからの『記事削除の申入れ』


著作権侵害記事の作成を指示する文書

特定のキーワードを繰り返し挿入するように、そして
ライバル記事として挙げたサイトURLを見て記事を書けと指示しています。
applicaによる著作権侵害01
大体の場合、こうした業者は他者の作成した記事を真似て大量に記事ページを作って
検索エンジンに対して不正な方法で自サイトの評価を上げ、
自サイトに広告を貼って広告収入を得る
 (アフィリエイトサイトと呼ばれます)
自サイトからのリンクを売る
 (優良サイトと検索エンジン側に認識されているサイトからリンクを貼ってもらうと
  貼ってもらったサイトの評価がちょっと上がるため、
  不正な方法と知らずに、あるいは知っていてもリンクを購入する人が居ます)
などの利益のために不正サイトを作成しています。

更に見ていくと、また別の文書には
『このサイトのこの部分を見て記事を書くように』と
著作権侵害を指示するような記述があります。
こんな悪質なことをしている会社とライターさんが本当に居る上に
誰にでも見られる状態で指示を出してるんだなあと驚きました。
applicaによる著作権侵害02


著作権侵害の内容

ここで『ライバル記事』『参考URL』として挙げられ、
記事内の文章と画像を無断転載された当サイトの記事は
【Firefox】エラー『安全な接続ができませんでした』を回避する です。

著作権を侵害している記事(applica.info:443/firefox-safety-connection)のURLから
魚拓を取ったものがこちら⇒著作権侵害記事のWEB魚拓
(直接アクセスすると相手の利益になってしまうので、ご覧になる方は魚拓をご覧ください)
applicaによる著作権侵害03
画像も無断転載されていました。
できる限り画像を見やすく、でもちゃんと著作権表記を入れようということで
透かしをかなり薄くしてあるので、気づかずに無断転載したものと思われます。
applicaによる著作権侵害04

当サイト以外にも、例えば同記事の他の箇所は
カスペルスキーのサイトの文章と画像をそのまま無断転載しています。
applicaによる著作権侵害05


applica.infoの運営企業

ここまでご説明したように、著作権侵害記事を量産している
『 applica.info 』 というドメインのサイトですが、サイト上に運営企業は公開されていません。
でもドキュメントを編集しているアカウントから会社名は判明しました。
applicaによる著作権侵害06
しかし『 株式会社whales 』 とあるのですが、会社名を検索しても企業情報は出てきません。

また、applica.infoのIPアドレスを調べると 18.179.181.74、
このIPアドレスのサーバーを調べると
『 ec2-18-179-181-74.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com 』 と出てきます。


amazonaws.com からのアクセスを拒否する

『 amazonaws.com 』 のサーバーは、迷惑メールの送信元になったり
IPアドレスの偽装をしたり、大量の不正アクセスを行って
サイトの表示遅延の原因を作ったり、今回のような不正サイト運営者や
不正SEO対策業者が利用していることが多いサーバーです。
そもそもこのサーバーからは自サイトにアクセスできないようにしておくと安心です。

WordPressサイトの場合

WordPressサイトを運営している場合は、
WP Securityなどのセキュリティ対策プラグインの機能の一つである
ブラックリストで相手のIPアドレスやユーザーエージェントを記述すればOKです。
 icon-lightbulb-o ご参考に⇒【プラグイン】All In One WP Security・設定と使い方
ユーザーエージェントをブロック

.htaccessファイルを使う場合

WordPress以外の、通常のサイトを運営している場合は
.htaccessファイルにアクセス拒否したい相手のIPアドレスやユーザーエージェントを記述します。

.htaccessファイルは、記述を誤るとサイト自体がエラーで表示されなくなることもあるので
【.htaccess】特定の相手のアクセスを拒否・サイトに制限をかける
ご参考に、慎重に記述してくださいね。

今回の場合は amazonaws.com というユーザーエージェントを拒否するので
.htaccessに記述する内容は基本的にこんな感じになります。

amazonaws.comをブロック
<!– 以下は最初に許可(allow)、次に拒否(deny)について書いている。 –>
Order allow,deny
<!– 基本的に全てのアクセスを許可(allow)する。いらっしゃいませ。 –>
allow from all
<!– ただし以下の者は拒否(deny)。うちのサイトへの訪問を許可しないのでサーバーで弾いてね。 –>
deny from .amazonaws.com

また、アクセス解析などで相手のIPアドレスが分かっている場合は
IPアドレスで拒否した方が確実です。

IPアドレス拒否の例
Order allow,deny
allow from all
deny from 123.123.123.123

ただ、お使いのサーバーやサイトの環境設定によっては
これでも拒否が有効にならない場合や、サーバーエラーが発生する場合があります。
その場合は、契約しているサーバーの説明ページを見るか、
サポートにお問合せいただいて、記述内容を変えてみてください。

IPアドレスを記述する場合

うちのサイトへの amazonaws.com からの不正アクセスを元に
調べたIPアドレスは以下のとおりです。
後半の4ケタ+4ケタは範囲指定で構わないと思います。
(追記)
 更にその後も amazonaws.com からの不正アクセスを見ていたら、
 頭が同じ数字で大量に来ていたので、52.*.*.* と 54.*.*.* 、
 あるいは deny from 52. と deny from 54. でまとめて拒否したほうが早いかも。

(例)WP SecurityでIPアドレスを範囲指定する場合
52.192.*.*
52.193.*.*
52.194.*.*
52.195.*.*
52.196.*.*
52.197.*.*
52.198.*.*
52.199.*.*
52.200.*.*
52.201.*.*
52.202.*.*
52.203.*.*
52.205.*.*
52.206.*.*
52.207.*.*
52.208.*.*
54.199.*.*
54.208.*.*
54.238.*.*
(例)htaccessファイルでIPアドレスを範囲指定する場合
deny from 52.192.
deny from 52.193.
deny from 52.194.
deny from 52.195.
deny from 52.196.
deny from 52.197.
deny from 52.198.
deny from 52.199.
deny from 52.200.
deny from 52.201.
deny from 52.202.
deny from 52.203.
deny from 52.205.
deny from 52.206.
deny from 52.207.
deny from 52.208.
deny from 54.199.
deny from 54.208.
deny from 54.238.


当サイト以外で被害に遭っていると思われるサイト様

『ライバル記事』『参考URL』としてドキュメント内に
2000以上のURLが記載されていました。

特に多く掲載されていたURL

appllio.com
appli-world.jp
apptopi.jp
boxil.jp
boosting-site.com
dekiru.net
did2memo.net
digitalnews365.com
ferret-plus.com
pc-karuma.net
snsdays.com
www.5kplayer.com
www.naito3.com

これらのサイトさんです。

上記のサイトの運営者様、あるいはapplica.infoの記事に
著作権を侵害されているお心当たりがある方は、

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1T3UOBUiGdesT-Crx91yjIkSpIWsoEEKWB1ON0eEcYzE
このURLを開くと文書をダウンロードできます。
Googleドキュメントダウンロード
ダウンロードしたExcel文書内で自サイトのドメインで検索をかけてみてください。
Excelファイル内の検索



Googleへの著作権侵害申し立ての手順についてはこちらの記事をご参考ください。
無断転載のパクリ記事を著作権侵害でGoogleさんに通報する方法


(2019年2月28日追記)
株式会社whalesからの『記事削除の申入れ』

著作権侵害を行っていた株式会社whalesより、
代理人弁護士の清水陽平氏を立てた上で『記事削除の申入れ』という書面が送られてきました。

内容は

(1)著作権侵害しないようにチェックツールを用いているが
チェック漏れがあって確かに一部転載してた。すいません。
(2)でも全部の記事が著作権侵害記事してるわけじゃないから
『applica.info(株式会社whales)による著作権侵害について』の記事内にある
『当サイト以外で被害に遭っていると思われるサイト様』の項目に記載してある
applica.infoに掲載されている記事は全て、
これらページから文章や画像を無断転載して作成しているものと思われます。

という文面は事実と異なる。
更に、文面については良くある言い回しで同じ内容に偶然なることはあるから
著作権侵害に当たらない。
画像もアプリケーションのスクリーンショットなんだから著作権が生じない。
だから法的には著作権侵害には当たらない。
(3)だから『applica.info(株式会社whales)による著作権侵害について』の記事を削除して。

ざっくり言うとこんなものでした。

私個人の心証としては、うちの文章も画像もそのまま使っておいて、
(特に画像はうちの社名と無断転載禁止の文字を入れていたのに)
今は該当記事を削除したからといって、よくこんな文面を送ってくるなあ…という感じです。
更には(1)で著作権侵害したことを謝ってくれたのに、
(2)では『著作権侵害に当たらない』と書かれているので良く分からない。

まあ確かにどんな相手であれ推測で悪く言うのは良くないことだし
申し訳なかったな、ということで該当の文面は上記の記事内から削除させていただきました。
株式会社whales様の社会的評価を下げてしまうような
失礼な文面を掲載しましたこと、深くお詫び申し上げます

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