【 迷惑メール 】さくらのメールボックス「必要な処置:メールアクセスがブロックされました」

迷惑メール

数ヶ月前にも続けて届いていた、さくらインターネットを装った迷惑メール。
  icon-envelope 【 迷惑メール 】さくらインターネットを装ったスパム
今日も内容やURLを変えて届いていたので、注意喚起のために改めて掲載しておきます。

迷惑メールの内容

件名:必要な処置:メールアクセスがブロックされました
送信元:”さくらのメールボックス コントロールパネル
(これは記載を偽っているだけで、本当の送信元はshino@futuredrive.jpやikeda@hfsc.jpn.org)


メールアクセスがブロックされました-IT部門がメールアクセスをブロックしたため、このメッセージを受信しています。これは、ネットワークの場所などの一時的な状況が原因である可能性があります。
ただし、通常、サインインに必要な条件が満たされていない場合、この問題が発生します。 次の条件を満たしている必要があります。
-サブスクリプションの有効期限はありません。
-ユーザーアカウントが有効になっています。
-ユーザーアカウントはロックアウトされていません。
-正しいユーザー名とパスワードが使用されます。
-パスワードは一時的なパスワードではありません。 (この問題は、ユーザーアカウントが新しいアカウントであるか、パスワードが最近リセットされた場合に発生する可能性があります。)
-パスワードの有効期限はありません。
-サインインがブロックされていません。

トラブルシューティングするには、にアクセスしてください -> http://secure.sakurawebmail.co/ad.jp/rscontrol/webmail
アカウントを確認しない場合は、確認が完了するまでメールを保留にします。*
さくらをご利用いただきありがとうございます。
© SAKURA JAPAN Inc.

迷惑メールのポイント

迷惑メールに記載されている詐欺ページにアクセスすると、さくらインターネットのWEBメールに良く似た造りのページに連れて行かれます。
さくらインターネットを装ったスパム

そもそも、現在ほとんどの公式サイトはURLの頭が【 https:// 】(セキュリティの形式が最新)になっているはずなので、今回の迷惑メールのようにURLに『s』が付いておらず【 http:// 】になっていたら「 怪しいサイトかも 」と疑ってくださいね。

なりすましメールと遠隔操作

こうした迷惑メールでは、メールの送信者として表記されているアドレスと、実際に送信した人間のアドレスが異なる場合が多いです。
迷惑メールの送信業者は自分のアドレスが知られてしまうと大量のスパムやウイルスを送り返されるという復讐を受ける可能性があり、更に警察に摘発される可能性も高くなるため、出来る限り自分の身元を隠そうと、こうしたアドレス表記を偽るなりすましメールにしているんですね。
大体のメールソフトで、メール一覧の中から該当のメールを右クリックして『プロパティ』⇒『詳細』を開くと送信者の詳細を見ることができます。

今回実際の送信元になっているアドレスは一般の企業や団体のドメインで多分間違いないので、
考えられるパターンしては
なりすましメールのアドレスとして偽装に使われている
遠隔操作でPCを乗っ取られ勝手にメールを送られている
Webメールのパスワードを知られて勝手に使われている
などの可能性があります。

なりすましメールとは

「 自分のアドレスからメールが来てる。なんで? 」
「 自分がメール送った覚えの無い相手から意味分かんない返信が来てる 」
こういったメールがなりすましメールと呼ばれます。

なぜこんなことが可能かというと、メールの送信元(送り主)をごまかすためにメールアドレスを偽装しているのです。
郵便や宅配でも、送り主のAさんが、封筒や宅配伝票に『 送り主;B 』 と書くだけで嘘の記載をすることは割と簡単ですよね。メールでも同じように偽装をすることが可能なのです。
これを防ぐために各サーバー企業はなりすましメールの防止措置を取り、メールが自動で迷惑メールフォルダに入るように振り分けたりもしているのですが、中にはそれを擦り抜けてしまうものもあります。
特に今回のメールのように、今まで迷惑メールとして通報されていない一般のアドレスだとサーバーのセキュリティを擦り抜けやすいために、迷惑メールを送信する詐欺業者は一般人や企業のPCやWEBメールを乗っ取ろうとします。

古いバージョンのWindowsを使っていてセキュリティソフトを入れていない方や、不用意に迷惑メールのリンクにアクセスしたり、怪しいフリーソフトをダウンロードしたりする方は誰でもコンピュータウイルスに感染する可能性があります。ウイルスに感染してしまうと、知らない内に遠隔操作されて迷惑メールの送信元にされたり、中の大事なデータを人質にお金を払えと脅されたりすることも。
来年の1月でWindows7のサポートも終了してしまうので、それ以降もしばらくは7のままで居たいんだけど…という方は、ちゃんと有料のセキュリティソフトをインストールして、そのソフトの更新通知が出たらきちんと最新の状態にアップデートするようにしてください。
Windows7のサポートが2020年1月14日に終了すると何が困るのか

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