はてなブログに著作権侵害による削除の申し立てをする

著作権侵害削除申し立て

自分のサイトの文章や画像が無断転載されていることに気づいた時。
相手がレンタルブログの場合はブログ運営企業へ、相手が自分で設置運営しているサイトやブログの場合はGoogleやサーバーへ、それぞれ申し立てを行い、記事の削除や検索エンジンへの非表示を求めることができます。
レンタルブログ運営企業やレンタルサーバー運営企業に著作権侵害申し立てを行って、著作権侵害が確かに行われていると認められた場合にはそのブログ記事、あるいはブログそのものを削除してくれます。

今回は、はてなブログに著作権侵害をされた場合の申し立て手順についてご説明します。

はてなブログに対する著作権侵害の申し立て

はてなブログ 規約違反行為や不適切な情報についてのページにアクセスし、一番下までスクロールするとメールフォームがあります。
はてなブログに対する著作権侵害の申し立て
記載内容の例としてはこんな感じ。
使えそうな部分があったらコピペして使ってください。

当方が運営しているサイト内の記事内の文章が、御社の運営するレンタルブログ内の記事(URL:https://○○○.hatenablog.com/)において無断で転載され、著作権を侵害されております。
文章で検索をかけていて著作権の侵害を発見いたしました。

以下に著作権侵害ブログに使用されている箇所を記載します。


■元記事内の文章

■著作権侵害記事の文章

※1行目『●●●』の部分はこの企業が運営するパソコン部品の販売ページへの誘導リンクに書き換えられています。


以上が著作権侵害の無断転載箇所の詳細です。
記事内容からも、記事掲載年月日からも当方が正当な著作権所有者であるとお分かりいただけるかと思います。
著作権侵害ブログを運営しているのはパソコン部品を販売しているソーカンパワーという中国企業です。複数のドメイン、レンタルブログにおいて弊社ブログの記事を無断転載した上で一部改ざんして販売製品へのリンクを貼っています。記事は全てあちこちのブログから無断転載されたもので、オリジナル記事はひとつもありません。
権利侵害記事の削除をお願いいたします。
当方の個人情報、および申し立て内容の公開は一切希望いたしません。
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氏名
住所
連絡先電話番号
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はてなサポート窓口からの回答

問い合わせフォームから申し立てをした後、早ければ即日、遅くても数日以内にサポート窓口の方からお返事が来ます。

申し立てが認められない場合は

確認をいたしましたが、本件に関する申立については、下記のような理由から、申立の内容のみで明確に権利侵害に相当するとは判断できません。

申し立てが認められた場合は

確認いたしましたところ、機械的に他ブログの記事を転載し広告URLに誘導するスパムブログでしたので、サービスの利用、および、公開を停止いたしました。

というような回答が来ます。

当ブログのような企業が運営するサイトからの申し立てで、更にはてな側が明らかなスパムブログだった場合などは話が早く、迅速にはてなサポートの人は権利侵害を認めて記事削除してくれるのですが、個人のブログの申し立ての場合、はてなサポートの方からすると『どちらかといえば自分のところのブログユーザーを守りたい』という基本的な姿勢があるため、明らかな著作権侵害であってもなかなか認めて貰えないことがあります。

申し立てが認められてサクッと記事やブログが削除されれば一番ですが、権利侵害が明確に認められない、と申し立てを退けられた場合は
・更に詳細な説明を送って再度権利侵害の確認をしてもらう
・ひとまずブログ運営企業への申し立ては放っておいて、Googleさんへの申し立てを行う

このいずれかの対応をご検討ください。

Googleへの著作権侵害申し立て

Googleさんへの申し立ての流れや例文は無断転載のパクリ記事を著作権侵害でGoogleさんに通報する方法をご覧ください。

Googleさんに対して『 この記事は私の著作権を侵害しています 』と著作権侵害申し立てを行ってその内容が認められれば、相手のブログはGoogleの検索インデックスから削除されます。
つまり、誰かがその記事に関係するキーワードでGoogle検索をかけても検索結果に表示されなくなるので、その記事にアクセスする人は激減します。

また、検索結果には表示されませんが、そのページに『このページから 1 件の検索結果を除外しました。』という文面が表示されるようになります。
著作権侵害・検索結果から除外
【 DMCAクレームを確認 】をクリックすると、認められた申し立ての内容が表示されます。
Google・DMCA

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