会社用のスマホにアメリカから電話が掛かってきたので注意喚起です。
相手の電話番号は【+1 747-447-7808】。
電話番号の前に『+1』が付いていればアメリカです、
海外から日本に電話をすると、国際電話の相手を判断するための国コードというものが付きます。
アメリカなら+1、中国なら+86といった感じですね。
ちなみに日本国内で契約したスマホを持って海外に行って、海外から日本に電話した場合に相手に表示される番号は日本の国番号【+81】が付きます。
+(プラス)から始まる電話には絶対に出ないように
日本人から日本人に電話を掛けて、+(プラス)が頭に付く事はまずありません。
+が付いた電話番号には出ないよう、そして掛け直さないようにしてください。
間違えて通話してしまった場合は、すぐに電話を切り、その番号を着信拒否してください。
こうした海外からの電話は基本的に詐欺です。
■「海外からの荷物が届いている、不足分の送料を振り込め」といった詐欺
■間違い電話のフリをして、話を続けてくれる女性を判別して引っ掛けるロマンス詐欺などに利用
■ワン切りの場合は、折り返し電話させて通話料金を電話会社と犯罪団体が山分け
といった事例がありますね。
最近のスマホであれば、どこの国かを着信履歴に表示してくれます。
海外に通販注文などをしていて、「もしかしたら本当に用事がある人かも」と心当たりがある場合は、その電話には出ず、電話番号を調べてください。
電話番号が間違いなくその企業のものであれば掛け直せばいいですし、相手の電話番号か分からない場合は注文確定メールなどにある問合せ先にメールをしてください。
不安な事があれば消費生活センターや警察に相談を
消費生活センター
詐欺や悪徳商法などはもちろん、店舗の販売品に関する疑問、通販の契約違反などが相談できます。
消費者ホットライン【188】(イヤや!と覚えてください)
局番なしの188に電話をすると、音声ガイダンスが流れて、最寄りの消費生活センター相談窓口へ繋いでくれます。
緊急性のない警察への相談は【 #9110 】に
「さっき折り返し海外の電話に掛け直してしまって、すぐに切ったけど大丈夫かな」
「+1の電話に出てないけど、何度も掛かってきて怖い」
という時などは警察相談専用電話【#9110】(シャープを押してから9110を押す)に電話してください。
電話を掛けた地域の管轄の警察総合相談室などに繋がるようになっています。
受付時間は地域によって異なりますが、ほとんどが平日の午前8:30~午後17:15まで。
この相談窓口【#9110】は警察署での手続き(運転免許証の住所変更など)に関する質問や『緊急性は無いが不安なこと』を相談できる窓口なので、なんか家の近くに変な人が徘徊している、Webで架空請求の画面が出た、ご近所トラブルで脅された、というような、困ったけど誰に相談しよう、というようなことがあったらココに電話してください。
不審者の通報を行った場合はパトロールを増やしてくれたりもしますし、近隣で被害に遭う人を増やさないためにも、不審者や詐欺業者の通報は大切です。
#9110の受付時間外の相談であれば各都道府県の警察署に電話しても大丈夫です。
各都道府県の警察署サイトはこちら。
緊急で通報する場合は【110】に
・現在進行形で詐欺業者に脅されている
・詐欺業者に対してお金を振り込んでしまった
そんな緊急性のある状況であれば迷いなく110番するか、お近くの交番に行ってください。