イオンカードの確認を装った中国からのスパムメールです。リンクにアクセスしないようにご注意ください。
スパムメールの内容
【重要なお知らせ】AEON ご利用確認のお願い
【AEON CARD】
利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■
株式会社イオン銀行
東京都中野区中野4-3-2
──────────────────────────────────
© AEON CREDIT SERVICE CO., Ltd.
無断転載および再配布を禁じます。
リンクURLを確認
こうしたメールを受け取った時、実際に自分が使用しているカード会社からだと勘違いしてしまうと、つい焦ってそのまま本文中のリンクをクリックしてアクセスしてしまいがちです。
アクセスする前に、右クリックしてコピー、貼り付けして検索を行い、そのURLが正規のものかどうか確認してください。
今回の迷惑メールも、どのリンクも同じURLで【https://uwefakjgj34ggdk.shop/jp】というスパムサイトのURLになっています。
メールアドレスの偽装
こうした迷惑メールでは、メールの送信者として表記されているアドレスと、実際に送信した人間のアドレスが異なる場合が多いです。
郵便や宅配でも、送り主のタナカという人が、封筒や宅配伝票に『 送り主;ヤマダ 』 と書くだけで嘘の記載をすることは割と簡単ですよね。
メールでも同じように、アドレスの偽装をすることが可能なのです。
迷惑メールの送信業者は、自分のアドレスが知られてしまうと大量のスパムやウイルスを送り返されるという復讐を受ける可能性があり、更に警察に摘発される可能性も高くなるため、出来る限り自分の身元を隠そうとこうしたアドレス表記を偽るなりすましメールにしているんですね。
大体のメールソフトで、メール一覧の中から該当のメールを右クリックして『プロパティ』⇒『詳細』を開くと送信者の詳細を見ることができます。
今回のスパムも、送信元は表面上は【account-update@aeon.ne.jp】となっていますが、詳細を開くと実際の送信元は【amazonp-cc-jppp@zhunzong.cn】と記載されています。
ドメイン末尾は国を表しており【.cn】はChina=中国です。
送信元のIPアドレスも【121.33.184.92】で中国のネットワーク範囲です。
最近本当に中国とロシアからの迷惑メールや不正ログイン試行が多くて困りますね。