メールの自動開封とは
受信したメールを開封して中身を見る場合、大体のメールソフトではクリックやダブルクリックで開くことができますね。
また、クリックで開かなくても、プレビュー画面で内容をざっと確認することができます。
Windows Liveメールなどのいくつかのメールソフトでは、プレビュー画面でメールを確認していただけで開封済みになってしまいます。
これをメールの自動開封設定といいます。
基本的に自動開封設定がついているメールソフトでは最初から設定ONになっているので、気づいたらメールが開封済みになっています。
別に普通のメールならそれでも良いのですが、先日ご説明した迷惑メールのように、怪しい添付ファイルやURLの付いたメールの場合、自動開封されてそのまま普通のメールと同じように受信フォルダに残り、忘れた頃に「このメールなんだっけ?とりあえずメール本文のリンクをクリックしてみよう…ああああウイルス感染サイトだったあぁぁぁ!」ということもあるかもしれませんから、自動開封は止めて、プレビュー画面だけで確認後にすぐ削除すると安心です。
というわけで、今回はWindows Liveメールでメール自動開封を止める手順についてご説明します。
メールの自動開封設定
【Windows Liveメール】タブをクリック⇒【オプション】⇒【メール】をクリックします。
【読み取り】タブをクリック⇒【次の時間プレビューするとメッセージを開封済みにする】のチェックボックスをクリックしてチェックを外すと自動開封がOFFになります。
ついでに設定したい項目
自動開封を止めるついでに設定しておくと便利なあれこれもついでにご紹介。
設定を変更したら【OK】か【適用】をクリックして設定保存することをお忘れなく。
【全般】タブの設定
一番左の【全般】タブでは、その名のとおりWindows Liveメールに関わる
全体的な設定を決めることができます。
メールが届く度にいちいちピコンピコンうるさいなあ、という方は『メッセージが届いたら音を鳴らす』 の項目でチェックを外していただくと受信通知音が鳴らなくなります。
もっと頻繁にメールチェックしたい、あるいは逆にもっと間隔を開けてチェックしたい、という場合は『 ●●分ごと 』の部分でお好みの時間を入力してください。
【送信】タブの設定
【送信】タブでは、自分がメールを送信・返信する時の設定ができます。
『 受信したメッセージと同じ形式で返信する 』 にチェックが入っていると、例えば相手が 『 フォントは Calibri で、文字の大きさは12p 』 でメールを送ってきたら、その設定が自分が返信するときにも適用されます。
「私はメールの文字フォントはメイリオって決めてるの!大きさも10pで十分!」というようにこだわりがある方は、チェックを外し、自分が決めている標準設定が適用されるようにしましょう。
自分の標準設定は次の【作成】タブで設定できます。
【作成】タブの設定
自分がメールを新規作成・返信する際の設定が【作成】タブです。
メールで送る文字のフォント(書体)や文字サイズを決めておくことができます。
フォントについて詳しくは下記をご覧ください。
『 特定のキー入力を絵文字に変換する 』にチェックが入っていると、記号や英字の組み合わせで、勝手に絵文字になって表示されてしまいます。
主にビジネスメールで使うから、そんな絵文字がうっかり入ったら困る、という方は外しておきましょう。
文字フォントとは
フォントとは、文字の書体、つまり文字がどんな風に描画されるかのデザインのことです。
メールではメイリオ、文書では明朝体、Excel表ではゴシック、と変えてみると文字フォントによって読みやすさや雰囲気が変わりますね。
自分でパソコンにフォントを追加インストールすることもできるので、フォントに興味を持たれた方はこちらの記事もご覧頂ければ幸いです
【文字フォント】フォントの種類と変更方法
【文字フォント】フォントに歴史あり
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