- Mac OSについて
- 最初期のMac OS
- (1)Mac OS X v10.0(Cheetah:チーター)
- (2)Mac OS X v10.1(Puma:ピューマ)
- (3)Mac OS X v10.2 (Jaguar:ジャガー)
- (4)Mac OS X v10.3(Panther:パンサー)
- (5)Mac OS X v10.4(Tiger:タイガー)
- (6)Mac OS X v10.5(Leopard:レパード)
- (7)Mac OS X v10.6(Snow Leopard:スノーレパード)
- (8)Mac OS X v10.7(Lion:ライオン)
- (9)OS X 10.8(Mountain Lion:マウンテンライオン)
- (10)OS X 10.9(Mavericks:マーベリックス)
- (11)OS X 10.10(Yosemite:ヨセミテ)
- (12)OS X 10.11(El Capitan:エルキャピタン)
- (13)macOS 10.12(Sierra:シエラ)
- (14)macOS 10.13(High Sierra:ハイシエラ)
- (15)macOS 10.14(Mojave:モハベ)
- (16)macOS 10.15(Catalina:カタリナ)
- (17)macOS 11(Big Sur:ビッグサー)
- (18)macOS 12(Monterey:モントレー)
- (19)macOS 13(Ventura:ベンチュラ)
Mac OSについて
Appleが開発販売しているPCであるiMacやMacBook Pro。
その中に搭載されているOS(オペレーティングシステム)をMac OSと呼びます。
OSが入っていないPCはただの金属の塊です。各ソフトを動かす土台になるOSが入って初めてPCは皆さんが使える状態になります。
Mac OSと、Microsoftが開発しているWindows OSがOSの双璧ですね。
WindowsのOSバージョンはWindows 8、Windows 10、Windows11というように数字のみで表されますが、Mac OSはバージョンの数字と共に固有名称が付いています。
それが動物の名前や自然遺産の名前など、読み方が解りにくい上に順番も良く分からなくなりがちなので、その順番と名前、そして名称の由来となったものをご紹介します。
ちなみにMacにOSをインストールする時はAppleストアで購入することもできます。
ご参考に▶AppleストアでMacのOSをダウンロード購入する方法
最初期のMac OS
1996年:Rhapsody(開発段階のOS)
1999年:Mac OS X Server 1.0(Power Mac用のOS)
2000年:Mac OS X Public Beta(ベータ版OS)
(1)Mac OS X v10.0(Cheetah:チーター)
バージョンナンバーが10.0。
2001年にリリースされたMac OS Xの最初のバージョン。
ここから10.8までコードネーム(愛称)としてネコ科の動物の名前が付いています。
(2)Mac OS X v10.1(Puma:ピューマ)
2001年リリース。
上記のチーターと、このピューマのディスクパッケージはPublic Betaの水色のXマークのままです。
(3)Mac OS X v10.2 (Jaguar:ジャガー)
2002年リリース。
(4)Mac OS X v10.3(Panther:パンサー)
2003年リリース。
(5)Mac OS X v10.4(Tiger:タイガー)
2005年リリース。
IntelのCPUを搭載したMac PCが初めて出た頃のOS。
これまで32ビット対応だったものが64ビットにも対応可能になった。
(6)Mac OS X v10.5(Leopard:レパード)
2007年リリース。
レパード=ヒョウ。
(7)Mac OS X v10.6(Snow Leopard:スノーレパード)
2009年リリース。
ヒョウの次はユキヒョウ。
パッケージがもふもふの雪豹で可愛かったですね。可愛いので今もパッケージ飾ってます。
(8)Mac OS X v10.7(Lion:ライオン)
2011年リリース。
▶ご参考にAppleストアでMacのOSをダウンロード購入する方法
(9)OS X 10.8(Mountain Lion:マウンテンライオン)
2012年リリース。
ここまでコードネーム(愛称)はすべて猫科の動物の名前が付けられてきたのですが、ついにネタ切れとなり、以降の名称は自然遺産や地名から取られています。
(10)OS X 10.9(Mavericks:マーベリックス)
2013年リリース。
コードネームは、冬には10mを超える“世界でもっとも危険な波”が押し寄せるカリフォルニア州のサーフスポットであるマーベリックスから名付けられた。
ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギさんが「新しいOSは“Sea Lion”(アシカ)…というのは冗談で、猫不足のせいでリリースが遅れる史上初のOSにはしたくないし…新OSのコードネームはマーベリックスだよ」と発表。
「ここから少なくとも10年はAppleの本拠地であるカリフォルニア州のランドマークをコードネームに使用する」とのこと。
百獣の王の次は一体どんなネコ科動物が…と楽しみにしていた皆の期待をちょっと裏切った。
MavericksからOSをインストールするためのパッケージ(物理ディスク)販売は無くなり、公式ストアからのダウンロード販売のみになりました。
そして壁紙もそれぞれの場所の景色の写真が使われるように。
(11)OS X 10.10(Yosemite:ヨセミテ)
2014年リリース。
カリフォルニア州シエラネバダ山脈にある広大な自然公園・ヨセミテ国立公園から名付けられた。
(12)OS X 10.11(El Capitan:エルキャピタン)
2015年リリース。
ヨセミテ国立公園内にある岩壁、エル・キャピタンから付けられた。
高さ約1km、花崗岩の一枚岩として世界一の大きさを誇る。
(13)macOS 10.12(Sierra:シエラ)
2016年リリース。
カリフォルニア州東部を南北に走るシエラネバダ山脈から名付けられた。
これまでのローマ数字『X(テン)』の形式を外れ、『10.12』のように数字で表記されるようになった。
(14)macOS 10.13(High Sierra:ハイシエラ)
2017年リリース。
1つ前のシエラの後継バージョンとしてシエラの名称が引き継がれた。
(15)macOS 10.14(Mojave:モハベ)
2018年リリース。
カリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがるモハーベ砂漠から名付けられた。
モハーヴェ国立保護区、デスバレー、“旅客機の墓場”と呼ばれるモハーヴェ空港などがある。
映画『バグダッド・カフェ』の舞台としても有名。
(16)macOS 10.15(Catalina:カタリナ)
2019年リリース。
カリフォルニア州南部のサンタカタリナ島から名付けられた。
サンタカタリナ島はハリウッドスターなどが訪れる高級リゾート地として有名。
この辺りからMac OSのシステムが大きく変わり、リカバリーがちょっと難しくなった。
(17)macOS 11(Big Sur:ビッグサー)
2020年リリース。
カリフォルニア州セントラルコーストにある沿岸地域・ビッグサーから名付けられた。
美しい海岸線が続く人気のドライビングロード。
ハリウッド俳優のノーマン・リーダス(『ウォーキング・デッド』のダリル役で有名)が友達とバイク旅する番組『Ride with Norman Reedus』にも登場しました。
(18)macOS 12(Monterey:モントレー)
2021年リリース。
カリフォルニア州モントレー郡にあるモントレーという港町から名付けられた。
映画『エデンの東』の舞台。
(19)macOS 13(Ventura:ベンチュラ)
2022年リリース。
カリフォルニア州ベンチュラ郡にあるサンブエナベンチュラ(通称がベンチュラ)から名付けられた。
ロスから近いサーフスポット、そして古着屋や土産物屋も多く観光地として人気の街。